【北海道20180923】北海道・根室の旅 そのに~エスカロップとお寿司と~
迷走の末
この日も『根室さんま祭り』は雨にも負けず開催されていました。
会場へ行く事も考えたのですが、朝食バイキングの焼きそばが思ったよりも油っこくて胃もたれが……。
という事で、根室を抜け出して釧路へと向かうことを考えました。
根室から釧路までは2時間半。
少し走ったところで、不安がよぎります。
今の体調から、行く事は出来たとしても戻ることが出来るのだろうか。
いっそのこと、鉄道で行くのもアリなのではないか。
様々な考えが頭の中を巡ります。
そして、向かった先は
『根室中標津空港』です。
明日来た時に撮影しようと思ったのですが、このタイミングで撮影しておけば、明日はゆっくりできると思いまして。
中途半端な時間なので、空港内の人も少ないでしょうし。
謎のオブジェを見ながら空港内に入ります。
こちらはチェックインカウンターです。
根室中標津空港は現在、ANA便しか運航されていません。
牛のオブジェと飛行機の乗り物(?)です。
角度的に分かりにくいのですが、顔出しパネルです。
どちらも、根室要素はほとんど無く、中標津が中心になっています。
知床とノサップ(納沙布)周辺の案内図です。
この図だけでも、根室中標津空港の他、紋別(オホーツク紋別)、女満別、釧路(たんちょう釧路)、帯広(とかち帯広)の各空港があります。
何気なく撮影していたのですが、改めて見たら何やら違和感が。
実はこの図、既に廃止された鉄道路線が描かれているのです。
地図の左側を鉄道路線が通っていますよね。北見市から池田町に掛けて。
この路線、2006年4月に廃線になっているのです。
今は2018年ですので、12年も前の地図なのです。
だから、空港の名称も違っているのですね。
というか、変わってないのが女満別だけなのか。
こちらが1階の待合スペースになります。
1階は到着口もあるので、飛行機が到着した際は人で溢れかえりますが、この時間は到着する便もないので閑散としています。
道東地区は、地震の揺れは大きくありませんでしたが、節電は全道で行う事になっているので、このようなポスターも張り出されていました。
先ほどの待合スペースの写真が薄暗いのは、照明がついていないからです。
こちらは国立公園の案内になります。
だからなのか、野付半島とかが完全に無視されてる。
2階の待合スペースです。
こちらも出発便が無い時間帯は、このように静かになっています。
反対側は売店と飲食スペースになっています。
保安検査場は時間帯によって閉鎖されています。
おかげで、このようにゆっくり撮影できるのですが。
3階は展望デッキになっています。
こちらも人気がありませんね。
飛行機いないし、傘が必要なくらいの雨が降ってるし。
こちらは手荷物返却場にも似たようなものがありましたね。
大きな絵画もありました。
疲れたので少し休憩していたのですが
このように写真がたくさん展示されていました。
こういうのを一つとっても癒されますね……。
一通り撮影も終える頃、徐々に人が集まり出しました。
良い時間にもなったので撤収します。
駐車場から出ようとしたのですが、路面の矢印の向きと看板の矢印の向きが逆という。
これはいったいどちらに向けて進めばいいのか……。
少し悩んだのですが、この左側にロータリーへの出口があったので、そこから出る事にしました。
この表示に戸惑っていたら、警備員さんが様子を見に来てたんだけど……。
エスカロップを食す
再び根室市内に戻りまして食事にします。
この頃には胃もたれも落ち着いたのですが、さんま祭り2日目のさんま無料配布は、14時で終了してしまうのです。
根室中標津空港を出たのが12時半頃だったので、ノンストップで走ってもギリギリ間に合うかどうか……。
同時に、さんまは昨日の夜に堪能したので、この機会に根室名物のものを食べましょう。
ということで、こちらのお店に行きました。
『喫茶どりあん』さんです。
こちらのお店、宿泊している『ねむろ海陽亭』さんから徒歩で1分ほどの距離です。
お目当てはこちら
バターライスの上に豚かつを載せて、デミグラスソースをかけるというメニューです。
豚かつは柔らかくて、フォークでも切れるくらい。
量も多いので、これだけで充分お腹が満たされます。
今まで近くにあったのに、全くスルーしてたんですよね……。
来年以降は、定期的に通いたいと思いますね。
納沙布岬へ
食後は特にやること無かったのですが、せっかくなので納沙布岬へと向かいます。
しかし天候が悪くて
こんな感じの景色です。
遠くに牛が放牧されていますが、何となく最果ての地に来たような……。
そして、納沙布岬に着いたのですが
オーロラタワーがほとんど霞んで見えないほどの状況。
到着時点では、半分から上が全く見えないほどでした。
さらに、納沙布岬にある灯台は災害のために立ち入りが出来ない状況でした。
仕方ないので、宿泊施設に戻ってゆっくりすることにしました。
夕食へ
程よい時間になりましたので、夕飯を食べに行きましょう。
向かったのはこちら。
何となくぼんやりしていますが、この時は濃霧注意報が出るくらいの霧が発生していました。
19時半に出たのですが、街中は人通りもまばらで、どこか寂しい雰囲気が漂っていました。
とはいえ、このお店は人気があり、待ち時間は60分ほどになっていました。
しばらく待って、座席に着きます。
前回は小腹を満たす程度でしたが、今回はがっつりといただきます。
生ほたて。
こちらは宗谷産のものです。
肉厚で甘みも抜群でした。
新さんま。
これは外せませんね。
青ぞい
赤ほや
天然ぶり
5皿をまとめて。
まとめて出されたので、こうなりました。
追加の新さんま。
この後、さんまは完売しました。
真つぶ。
追加の青ぞい
追加の天然ぶり
追加の生ほたて
何もかもが美味しくて、いくらでも食べられてしまいます。
しかも、これだけいただいたのに、会計が3,600円程度という。
現地でしか味わえないものもありますし、人気店なのも頷けます。
根室駅基準に考えると、徒歩で15分くらいの距離なので、食後に軽い運動する感じで訪れるのも良いかと思います。
駐車場は正面の他、裏手にもありますので、停められないことは無いと思います。
ただ、裏手の駐車場のすぐ近くには住宅もあるので、なるべくなら正面の駐車場が空くのを待った方が良いかもしれません。
というか、正面の駐車場が満車の時点で、店内で30分以上待つことが確実ですし。
満腹になったところで、2日目が終了となりました。
【北海道20180922】北海道・根室の旅 そのいち~第26回 根室さんま祭り~
根室中標津空港へ
まずは根室中標津空港へと向かいます。
今回は荷物が多いのと、到着後も時間に余裕があるので、手荷物を預けることにしました。
そこで、利用したのがこちらの機械です。
手荷物カウンターに並ばなくても、簡単に手荷物を預けられるというものです。
何も下調べせずに利用したのですが、多少の手間はありますが、有人カウンターに並ぶことを考えたら、こちらの方が便利ですね。
丁寧に扱ってほしい等の理由があるなら、有人カウンターの方が安心ですけど。
いつもの通り、優先搭乗が終わっている段階で搭乗口へ。
この便で根室中標津空港へと向かいます。
今回もプレミアムクラス利用ですので
昼食が用意されました。
ゆっくりと味わって、食後の緑茶タイム。
付け合わせのお菓子もいただきました。
事前の案内で、雲の中を通過する際に大きく揺れるとの事でしたが、それほど大きな揺れは無く、根室中標津空港へと到着しました。
手荷物返却場で荷物を受け取って、レンタカーの手続きをして、次の場所へと移動しました。
小腹を満たすために
何となく小腹が空いたので、近くにあるこちらのお店へ行きました。
入口にはこのような案内がありました。
秋晴れが続いていた北海道ですが、この日からは天気が良くなかったという……。
人気店ではありますが、時刻は14時30分という中途半端な時間帯だったので、待ち時間無く着席できました。
こちらは湯飲みです。
さっそく、小腹を満たすことにしましょう。
まずは『新さんま』です。
脂が乗っていて、非常に美味しかったです。
この他には
活真つぶ
ぼたんえび
あぶらがれい
とろにしん
をそれぞれ頂きました。
美味しいお寿司で小腹を満たしたところで、根室方面へと進みます。
根室へ
空港名こそ『根室中標津』という名前ではありますが、実際に空港があるのは中標津町になります。
空港から根室市内までは、80km離れています。
途中、トイレ休憩を兼ねてこちらに寄り道しました。
『奥行臼駅跡』です。
ちなみに、昨年撮影した快晴時の様子がこちら。
やはり青空バックの方が見栄え良いですね。
なお、この2日後は台風の影響で飛行機が欠航しました。
駅は既に営業していないので、敷地内の立ち入りも自由です。
線路内に入るのも自由です。
駅名標に書いてある『あっとこ』は、現在も存在する『厚床駅』になります。
こちらは倉庫……ですが、何となく気になることが。
かなり傾いているというか、後ろに寄り掛かるような格好になっていますね。
ちなみに昨年はというと
こんな感じです。
雑草が刈られているのと、何となく傾きが大きくなったような……。
支柱の方も傾いていますが
こちらは大きく変わりないようですね。
画像が無かったのですが、こちらの物置って昨年は開いてなかったような……?
案内の看板です。
こちらはというと
昨年の方が読みやすかった……というか、こちらの剪定はしないんですね。
以前は公開されていたようですが
修理工事のために一般公開は中止との事です。
工事してる様子が無いのは気のせい?
近くの草花は昨年同様、綺麗な花を咲かせていました。
再び車を走らせて、今日の宿泊先へ向かいます。
本日の宿泊先はこちら。
『ねむろ海陽亭』さんです。
こちらの宿は、『さんま祭り』に参加してから毎年お世話になっています。
部屋に荷物を置いて、少しだけ一休みしてから『さんま祭り』会場へ。
第26回 根室さんま祭り
『根室さんま祭り』会場に到着です。
実は根室に向かう途中、傘が必要なくらいの雨脚に見舞われたので、中止の可能性を考えていました。
会場へ行ってみると、例年と変わらない賑わいで、祭りも大盛況です。
こちらの祭り、まずやることと言えば
100円でトレイと割り箸を購入します。
その後は、さんま配布所に向かうのですが、看板の右下に注目です。
さんまはおかわり自由です。
100円払えばさんまは食べ放題
ということです。
さんま配布所には
さんま祭りの7か条が書いてあります。
そうです。
このブログには、根室のさんまの魅力を多くの人にアピールする義務があるのです。
さんまはおかわり自由ということですが、どのくらい用意されているかというと
美しい。
こちらのさんまをいただきます。
ちなみに、さんまは生と塩の2種類が用意されていて、好きな方を好きなだけ貰えます。
もちろん、両方貰っても問題ありません。
貰ったさんまは
このように、炭火でじっくりと焼きます。
自分で焼くので、お好みの焼き加減で焼けますし、焼き立てを味わう事が出来ます。
写真だと火力が弱いように見えますが
ちゃんと炭火を補充してくれるので、じっくりと焼きましょう。
ちなみに、昨年のさんまはといいますと
こんな感じです。
昨年は全国的に不漁となったさんま。
根室のさんま祭りの開催も危ぶまれましたが、何とか無料配布する量を確保できたとの事。
それに比べて今年は豊漁。
画像を比較すると、昨年のは細いのに対し、今年のはふっくらと丸みを帯びています。
実際、焼いている最中に、脂が滴り落ちて炎が上がる場面があるくらい。
そんな状態のさんまですから、美味しいに決まっています。
さんまの食べ方は人それぞれあると思いますが、根室のさんまは、何もつけずにそのまま食べても充分に美味しいです。
もちろん、塩で焼いたり、大根おろしとポン酢で和えるのも美味しいです。
根室のさんまは、どんな食べ方でも美味しい。
そんな美味しいさんま。
それが、100円でおかわり自由なんですよ。
結局、この日だけで4尾いただきました。
冷静に考えていただきたいのですが、普通の状態でさんまを4尾も食べるものでしょうか。
きっと、途中で飽きてしまうと思います。
しかし、根室のさんまは違います。
何尾でも食べられます。
口の中で脂がとろけて、ふっくらとした身と絡み合う。
身がまろやかになって、喉の奥へと消えていく。
想像しただけでも、涎が垂れてしまいますね。
このお祭りでは、ステージイベントのほか、花火も打ち上げられます。
すぐ近くで打ち上げられるので、焼いている合間に見ることもできます。
今年の花火は海面に沿って放たれるものもいくつかあったのですが、そういった花火だったのか、雨の影響でそうなったのか……。
さんま祭りでは、さんまの配布の他、さんまを使った料理や缶詰なんかも売り出されています。
その中の一つ。
『ごめんなさんま』です。
というか、昨年はこんな名前の缶詰無かったような……。
購入しました。
側面に書いてあるのは
・平成29年度は不漁のため、いっぱい作れなくてごめんなさい。
・大きいサイズのさんまで作りたかったけど、作れなくてごめんなさい。
・いっぱい作れなかったので、売り切れたらごめんなさい。
という事でした。
テレビを見ていると
北海道地方のニュースで、さんま祭りが取り上げられていました。
こんな感じの雰囲気で行われています。
ちなみに、さんま祭りの参加する際には服装に注意しないといけません。
まず、服に匂いが付きます。
そして、寒さ対策が必要です。
この日の関東は、10月下旬から11月並みの気温だったのですが、そこから上着を羽織ってちょうどいいくらいの気温です。
さんまを焼いている時は、炭火の熱もあるので寒さは幾分和らぐのですが、少し離れると海風もあって寒さが身に沁みます。
関東から参加する場合、個人差はありますが12月頃の服装でちょうど良いと思います。
あと、多少の降雨の場合は開催されるので、濡れるのが嫌な人は雨対策もしておいた方が良さそうです。
場内移動中は傘が使えますが、焼いている最中は傘が使えないので、雨合羽があると安心かもしれません。
こうして、1日目の夜が更けていきました。
2日目に続きます。
【北海道20180826】北海道・奥尻島の旅 そのさん~奥尻島からの離脱~
朝食
翌朝の朝食です。
実はこの時、仕事で宿泊されていた方々は、朝一番のフェリーに乗るべく、既に宿を離れていたのです。
もしかしたら、本来は昨日戻る予定だったのが、フェリーが欠航になって延泊したのかもしれませんね。
7時の段階で、宿泊客はうち一人です。
朝食もウニが提供されました。
漁次第で、イカの刺身も提供されたようですが、さすがに昨日はフェリーが全便欠航したくらいですからね。
何となくのんびりしてるのも悪い気がしたし、お土産探しもしなければならないので、早めに動くことにしました。
今回、満足に巡れていないので、奥尻島は再訪するつもりですし、その時はまたお世話になろうと思います。
お土産探し
お土産探し一軒目は、昨日も訪れた賽の河原です。
やっぱり営業していませんでした。
時間が早かったからかもしれません。
地蔵院と書かれた場所まで行ってみることにしましょう。
一人で来る場所ではないと思った。
何というか、独特の雰囲気があるんですよ。ここ。
実際、慰霊が目的の場所ですし、天候もどんよりとしているからかもしれませんが……。
苫前町の羆事件の再現現場よりはマシだけど。
少し歩いて周辺を撮影します。
こちらの方がまだ落ち着きますね。
このタイミングでも、誰も来る様子が無かったので、次のお土産屋に行ってみます。
教えてもらったお店でお酒を調達して、フェリーターミナルへ向かいます。
今日はフェリーが運航されていますので、お土産屋も営業していました。
お土産をいくつか購入をして、この後の計画を考えます。
天候が回復したとはいえ、綺麗な青空というわけではありません。
体調も正直、ちょっと疲れが残っている感じがあります。
ということで、無理をしないで早めに戻ることに決めました。
フェリーターミナルにあった看板です。
こちらは出発側です。
目が無いから猟奇的に見える……。
反対側になります。
観光案内所も近くにあります。
『うにまる』です。
形が似ていますが、このモニュメントが元になっているのでしょうか……。
帰り道、鍋釣岩のところで少しだけ撮影。
海の色はこんな感じです。
前日荒れていたからでしょうか。
少し濁った感じがしますね。
昨日と違って、波は穏やかなようですね。
こちらの標識、空港から移動中に見つけたのですが、道幅が広くなることを警告する必要とは……。
というか、こんな標識が存在するんですね。
奥尻空港に戻る
奥尻空港に到着すると、既に数人が敷地内にいました。
このタイミングで、冬ダイヤの飛行機の予約が開始となりましたので、その作業をひたすら進めていました。
運賃を比較して、安い方を選んで……などとやっていると、搭乗手続きが開始になりました。
保安検査を一番で通過して、待合室を撮影。
椅子を数えてみると、37席分ありました。
満席の予約の時でも、座れないという事は無さそうですね。
こちらが搭乗口です。
自動改札タイプではなく、カウンターに置かれた読み取り機にかざして搭乗します。
スタンプも用意されていました。
触手が一本折れてしまったようですね。
待合室で待っていると、冷蔵庫の開閉する音が聞こえました。
冷蔵庫なんてあったっけ……と思って探してみたら
ありました。
中には
こちらの水が常備されていました。
数えていませんが、恐らく40本くらいは入っていたと思います。
ついでに、奥尻島の風景写真も撮影しておきましょう。
名残惜しいですが、奥尻島を離れます。
奥尻島へ向かう便は、乗客が9人しかいませんでしたが、帰りの便は20人程度乗り込みました。
離陸後は疲れたので軽く眠りました。
到着後、荷物を取り出そうとしたのですが、気のせいか手荷物を入れた人が誰も居なかったような……。
函館空港の到着口への通路の壁には様々な函館の名所の写真がありました。
時間もあるので、一つずつ撮影してみましょう。
こんな感じで描かれています。
乗り継ぎの時間もあるので、一度ロビーに出ます。
お土産品を見て、再びラウンジへと向かいます。
その時に見かけたのがこちら。
保安検査場手前だから「お会いましょう」になってるのでしょうね。
ラウンジで休憩したのち、保安検査場へ向かいましょう。
この時点で、出発が10分遅れになっていました。
制限区域内にも、同じポスターが貼り出されていました。
出発は結局のところ、15分ほど遅れました。
駐機場から誘導路へ移動した際、ふと横を見ると
植え込みに『HAKODATE』の文字が書かれていました。
急いで撮影したのですが、割と綺麗に撮影出来て良かったです。
誘導路を移動していると
ヘリがこの状態で待機していました。
恐らく着陸しようとしたところ、この便に進路を譲ることになったんでしょうね。
他のブログでよく見る滑走路の様子。
タイヤ痕がすごいですよね。
飛行機は順調に飛行していたのですが、予想通り小さい揺れが続いていました。
この日も東北付近に前線が停滞していたので、ずっと揺れるだろうな……と思っていました。
激しく揺れることはなかったのですが、何だか落ち着かない感じでしたね。
帰りはプレミアムクラスのため、こちらの軽食をいただきました。
が、疲れもあってか、右側の食事だけで満足してしまいました。
飲み物も一杯だけで満足でしたし。
残りの時間は、シートを全開に倒して寝ていました。
到着後、搭乗してきた飛行機を撮影。
この便は折り返し、徳島便になるようです。
そして、ふと気づいたのですが
到着したのは67番ゲートなのですが、このゲートだけ2種類存在するんですよね。
停止位置の違いは、機材によるものなのでしょうか。
ちなみにこの場所は、67Aのところです。
【北海道20180825】北海道・奥尻島の旅 そのに~奥尻島観光~
奥尻観光へ
この日は、奥尻空港からレンタカーを借りました。
車検切れ数日前のオンボロ車だったけど。
まずはフェリーターミナルのある奥尻港を目指します。
途中にあったのがこちらです。
鍋釣岩
鍋釣岩です。
地図だとこのあたりになります。
左側に空港が描かれています。
現在地のすぐ右側の緑枠の中に奥尻港があります。
さて、肝心の鍋釣岩ですが
こんな感じでした。
こちら、ズームして撮影したので、実際には少し遠いです。
不思議な形ですよね。
そして気になるのはこちら。
この鍋釣岩、ライトアップされるんですかね……。
昼食
奥尻港の近くへ行き、昼食を探します。
探すといっても、今回は数件のお寿司屋さんを下調べしておいたので、そのお店の場所を探すという作業です。
10分くらい探した末、本日のお昼はこちらになりました。
セイコーマートのホットシェフ(親子丼)です。
見てくださいよ。このおいしそうな親子丼。
やっぱり、セイコーマートのホットシェフは……
えっ、お寿司屋さんはどうしたかって?
全て営業していませんでした。
通り掛かった時に人気が無かったし、暖簾も掛かってなかったので、恐らく休業でしょうね。
何せ土産店ですら悪天候のために休業していましたから。
ちなみに、飛行機は運航されましたが、フェリーは全便欠航でした。
フェリーの方が安いし、夏期は臨時便含めて、3便運航されているので、利便性は高いですよね。
座席数も多いので、満席になることもありませんし。
観光客も、フェリーを利用する方が多数なようで。
逆に今回のように、フェリーが欠航になると観光客が一切渡島できないので、お土産店もやっても仕方がないのでしょう。
寿司屋に関しては、合わせて漁に出られずにネタが仕入れられなかったという理由もあるでしょうね。
食事を済ませたら、再び移動を開始します。
うにまる公園
次に訪れたのがこちらです。
『うにまる公園』です。
……いや、こちらは公園なのか分かりませんけど。
ドクターヘリの離着陸場となっています。
反対側には看板も出ていました。
『タイムカプセル』というのが気になりますね。
指が示す方向に行ってみましょう。
坂を下りた先にあったのがこちらです。
タイムカプセル『うにまる』がいました。
「タイムカプセルに保管し」ということは、このモニュメントの近くに埋まっているのでしょうか。
そして
こいつも夜はライトアップされるようですね。
青苗岬
次に訪れたのがこちらです。
『青苗岬』です。
巨大なモニュメントはありましたが、そちらはスルーしまして……。
この大荒れの海ですよ。
風も強かったです。これではフェリーが欠航になりますよね。
ここから外回りで海沿いを走行していたのですが、至る所で堤防を越えた海水が道路まで押し寄せてきていました。
というか、この状況でよく通行止めにしないな……と思うくらい。
波がそのまま来るという事はないのですが、それでも直撃を受けたら大変なことになります。
いくつか観光名所もあったかもしれませんが、この大荒れの状況で停車する気もなかったので、先へ先へと急ぎます。
そして到着したのがこちらです。
北追岬公園
『北追岬公園』です。
駐車場には多数の車両が停車していましたが、いざ公園内へ行くと
無人でした。
パークゴルフ場があるのですが、この悪天候の中でもやっていたのでしょうか。
どこからともなくゲートボールのような音は聞こえたけど。
ウォーキングコースがありますが、ちょっと行く気がしませんね……。
ここからの海の眺めは
高台なので、波は心配ありませんが、大きな波が次々と打ち寄せてきているのが分かると思います。
山の方はといいますと
何だかこれから濃霧になりそうな……。
ということで、早めに移動しましょう。
いくつか分岐点はありましたが、道なりに進んでいくと
突然、砂利道になりました。
ストリートビューで良い画像がありました。
一瞬、不安になりますが、特に通行止めといった事も書かれていなかったので、そのまま進んでいきます。
そして到着したのがこちらです。
賽の河原
『賽の河原』です。
この場所ですが、何だか独特の雰囲気がありました。
天候によるものかもしれませんが。
展望デッキがあったので行ってみます。
見ての通り、人の気配がまるでありません。
このお店も、本来は営業しているのでしょうが、今日はこのように完全に休業となっていました。
誰もいないし、天気も良くないので、ささっと次へ向かいましょう。
道の調査
奥尻島を一周してみたのですが、途中で奥尻方面と稲穂方面との分岐、球島山方面と稲穂方面との分岐がありました。
地図を見ると、どちらも同じ道に合流することになるようなので、時間も早い事ですから走ってみることにしました。
『北追岬公園』から『賽の河原』へ行くのは、砂利道を進むのが良いのか、という確認です。
案内通りに稲穂方面に進む
先ほど触れたとおり、途中から砂利道になります。
と同時に、画像からもわかる通り、道幅も広くありません。
今回は対向車が来なかったので、何も気にせず走行できましたが、対向車が来た場合は、待避所でやり過ごす必要があります。
林の中だからか、道も少し薄暗かったです。
今日の宿
そんな球島山ルートの出口からすぐのところにあるのがこちらです。
『旅の宿 大須田』さんです。
奥尻島にはいくつか宿がありましたが、料理やネット予約の都合などを考えた結果、選ばせていただきました。
実は数日前に「悪天候が予想されるので、行程の見直しを検討した方が良い」と、わざわざ連絡をしてくれたのです。
正直、航空券の払い戻しが可能な状況になったらキャンセルしようと思っていました。
ところが、悪天候による払い戻しの対象にすらならず、結果的にこうやってくることが出来ました。
話を聞いたところ、今日の宿泊客のうち、観光で訪れたのはうち一人との事。
他の方々はフェリーが欠航になったため、キャンセルになったそうです。
フェリーに比べて、飛行機は割高ですからね。
当日予約だと、片道だけで17,300円も掛かりますから。
フェリーは江差発着の2等自由席で2,470円、1等アイランドビューシートでも4,710円です。
個人的には船酔いしやすいタイプなので、フェリーよりも飛行機の方を選びますね。
飛行機の方が時間的にも早いですし。
部屋でくつろいでいると、北海道地方のニュースが流れてきました。
先ほど見ていた鍋釣岩の映像です。
奥に見える建物がフェリーターミナルだったはずです。
今日は特にやることがないので、夕飯前に入浴しましょう。
風呂は大浴場といったものではなく、いわゆる家庭用風呂なのですが、それがまた気持ちいいんですよ。
実家のような安心感というか。
ちなみに使用中は、鍵を掛けられますし、入口の札を裏返す事になっていますのでご安心を。
夕飯ですが
地の物を食べたいと思って、このプランにしたのですが、この豪華な食事。
網は
アワビの踊り焼きです。
鍋はウニ鍋
ウニもアワビも美味しかったですし、右側のから揚げもまた美味しかったです。
鍋も出汁が美味しくて、ごはんも残さず食べる事が出来ました。
とにかく美味しかったのですが、一番のおすすめはウニ鍋ですね。
出汁が優しい味わいで、素朴なんだけどウニの良さを最大限引き出してくれていて。
行儀悪いかもしれませんが、鍋の中に白米を投入したいくらいでした。
満腹になったところで、部屋に戻ります。
猛暑のニュースが飛び交う中、北海道北部には低温注意報が発令されていたのであった……。
翌日に続きます。
【北海道20180825】北海道・奥尻島の旅 そのいち~奥尻島初上陸~
概要
今回の目的地は、奥尻島です。
前回の訪問地の礼文島は北海道の北部にある離島に対し、奥尻島は北海道の南部(道南)にあります。
奥尻島と聞くと、1993年7月に発生した北海道南西沖地震の際に発生した津波で、奥尻島は大きな被害が発生しました。
そんな北海道の離島に行ってきました。
函館空港へ
まずは函館空港に向かいます。
さらっと書きましたが、自宅を出たのが5時半という早さ。
目覚ましは4時半に掛けたような……。
旅行前のテンションからか、そこまで眠くはなかったですね。
今回は表示からもわかる通り、AIR DO便ですので普通席での移動です。
直前に見たところ、前から2番目の窓側席も空いていたのですが、急ぐ用事もないので後方席を選びました。
機内は特に撮影するような事もなく、飛行機も順調に進み、函館空港に着陸しました。
手荷物の返却場の柱には、ご当地マンホールの写真がありました。
函館といえば、名物はやっぱり『イカ』ですよね。
と思っていたら
『戸井のまぐろ』なるものもあるようで。
位置的に『大間のまぐろ』と近いような……。
そして
『ラッキーピエロ』の広告もありました。
出口は
こんな感じでした。
それよりも、この日はGLAYの野外ライブが開催されることもあって、GLAY一色に染まっていました。
まずはポスター
顔出しパネルに
ビールの広告
ご当地ガチャ
出口横にもポスターがありました。
さらに、野外ライブ当日という事もあって
一日乗車券の臨時窓口もありました。
皆さん、ライブに参加されるようで、飛行機が到着したタイミングでは、かなりの人だかりが出来ていました。
記念に購入しようかと思いましたが、使い道が無いのでパスしました。
雨が降っていなかったので、表に行って軽く様子を撮影。
館内に戻り、函館空港の様子を探索。
夏休み期間中、ミニ水族館というものが設置されていました。
隣にはパネルも用意されていました。
この生き物たちが水槽内に……
いるのか良く分からなかったです。
左側の水槽の下には何かが貼り出されていました。
1週間ほど前に脱皮したようですね。
出発ロビーに移動します。
日本の夏をイメージした置物がありました。
椅子はありますが、恐らくここは立ち入り禁止でしょうね……。
そして、出発案内です。
タラップ式というのが良いですね。
さらに上の階へ行くと
『HakoDakeHaLL』というものがありました。
『はこだけ』……?
こちら
フリースペースになっていました。
こちらにも顔出しパネルがありまして。
何かシュール過ぎませんか……?
というか、『はこだけ』ってキャラクターの名前だったのか……。
気を取り直して。
反対側には
子供たちの遊び場がありました。
この時間は朝早かったからか、このように無人でしたが、2時間ほど後に来たところ、たくさんの子供たちが遊んでいました。
そして反対側には
ゲームコーナーがありました。
他に何かないかと探していたら、出口のところにありました。
出口といっても、あまり利用されている感じはありませんでしたけど。
さて、一通り見たところでこちらに伺うことにします。
『函館空港ビジネスラウンジ』です。
こちらはいわゆる空港ラウンジやカードラウンジと呼ばれるもので、一定のクレジットカード保有者は無料で利用できるものです。
ANAゴールドカード会員なので、こちらのラウンジを利用させていただきました。
搭乗する航空会社がJALだけど。
あくまでゴールド資格はカード会社のものなので、利用する航空会社が発行カードと違う場合でも、条件を満たせば無料で利用できます。
ラウンジに入ると、ちょうど東京便が出発した後だからか、数人程度しか利用していませんでした。
ということで、ラウンジ内の様子をちょっと紹介。
こちらはソファー席になります。
クッションが柔らかくて、ゆっくりくつろげる席になります。
こちらは一般席になるのでしょうか。
長時間座っていても疲れないのと、深く沈まないので、何か作業をしたり、ちょっとした休憩をする時には便利だと思います。
ラウンジには新聞紙も用意されていて、地元の新聞紙は
一面トップ扱いで今日の野外ライブの記事が載っていました。
ラウンジ内は出発案内の画面もありました。
放送も空港内で流れるものが、ラウンジ内でも流れるので、手続きの状況などの情報を逃す心配はありません。
フラップ式の出発案内でも出てましたが、この画面でも気になる表示が出ていますね。
奥尻便が搭乗手続一時中止です。
丘珠便の『整備中』は、何か不具合が生じたとかで、丘珠空港に戻ったらしい。
この日、台風から変わった低気圧の影響で、天候が良くなかったのです。
現状だと、低い雲が立ち込めていて視界が悪いので、出発前に天候調査を行うとのことでした。
手続きが中止されている状況でしたが、ラウンジ自体は問題なく利用できました。
ラウンジが利用できれば、こういう時でもくつろぎながら待つことが出来るので便利ですね。
天候調査を行った結果
悪天候時は引き返しという、条件付きの運航となりました。
ちょっと時間があったので、上から出発案内を眺めてみました。
こちらの方が撮影には向いてますね。
函館空港には変わった設備があります。
それがこちら。
『もしもしコーナー』というものです。
向こう側の人というのは
こちらです。
配置はこんな感じです。
ちょっと場所が違いますが、このような形で制限区域内と制限区域外の人が会話できる設備です。
保安検査のところでお別れした後、この電話を通じて会話が出来るというものです。
夏休み期間中という事もあって、孫と祖父母が電話を通して会話してる姿がちらほら見かけられました。
奥尻空港チャレンジ
函館空港を後にして、いよいよ奥尻空港へと向かいます。
果たして無事に着陸できるのでしょうか。
この小型機に乗って目指します。
搭乗口は6番とのことでしたが、実際は7番からの搭乗でした。
といっても、6番は隣の駐機場なので、大した違いはないんだけど。
飛行機は無事に離陸……直後に大きな揺れに見舞われますが、何とか雲の上に抜けます。
地上では雨降りの天候でしたが、上空に来てしまえばこのような綺麗な青空が広がっていました。
小型機という事と、飛行時間も30分程度なので、ドリンクサービスはありません。
代わりというか、こちらが配られました。
黒糖です。
何で北海道なのに琉球黒糖……?
ブログのために撮影してたら、「良かったらもう一種類ありますので、どうぞ」と言われて
ミント黒糖をもらいました。
ミント黒糖の方がさわやかなので、甘ったるいのが苦手という人にお勧めですね。
でも沖縄土産です。
飛行機は着陸を試みます。
徐々に高度を下げて、雲の中へ……と思いきや、想定よりも天候が回復していて、現地は雲の切れ間も見られる状況。
通常ルートと異なるのかは分かりませんが、着陸する数分前には、座席からも滑走路の様子が確認できました。
ここまで視界が良ければ、問題なく着陸できるでしょう。
そして
奥尻空港に到着です。
飛行機を降りて軽く撮影。
悪天候という言葉がまったく似合わないくらい、綺麗な青空が見えています。
ここで奥尻空港の紹介をします。
写真は翌日に撮影したものもあるので、空模様が違う画像があります。
奥尻空港の建物全景はこんな感じです。
駐車場からの場合
こちらの横断歩道を通って
入口に向かいます。
こちらはチェックインカウンターです。
1日1往復しか無いため、先ほどの便が出発する頃にはカウンターの営業は終了となります。
保安検査の入り口も、このように閉鎖されています。
2階は展望デッキがあります。
恐らくカフェ的なものがあったのでしょう。
現在はこのように椅子とテーブルだけが残されています。
こちらが1階フロアの全景です。
奥に到着口があります。
飛行機が出発すると、このように人気が全く無くなります。
到着口を出たところにあるマップです。
観光名所が掲載されています。
祭りの案内です。
ちなみにこのお祭り、本来は訪問した8月25日に行われる予定でしたが、悪天候のために順延となったそうです。
それなのに、日付が変わったポスターまで用意されているとは……。
ちなみに、空港内は人が全く見当たりませんが、空港の営業時間は17時までとなっています。
カウンターも空いていない状態ですが、この時間まで営業している意味とは……。
長くなったので続きます。
北海道・礼文島の旅 そのさん~礼文島からの帰還~
礼文島を去る
香深港フェリーターミナルへ戻ってきました。
こちらには、フェリー航路の概要と
礼文島の案内図がありました。
こうやって見ると、まだまだ巡れていない場所もありますし、何より各所ともじっくり見られていませんからね。
『北のカナリアパーク』をはじめ、知床地区には行く事が出来ませんでしたし。
4時間では、さすがに無理がありましたね。
ターミナル内へ入ります。
このパネル、首から上だけソフト素材で立体的に作られているんですよ。
なぜ全部パネルにしなかったのか……。
乗船口にも居ました。
『桃岩猫岩展望台』を出たのは、フェリー出航の35分前の事でしたが、フェリーターミナルまで思ったよりも早く到着出来たので、乗船締め切り時刻まで少し余裕があります。
ちょっとだけ表に出て、フェリーの様子をうかがいにいきます。
帰りはフィルイーズ宗谷に乗船です。
利尻富士との一枚。
さて、そろそろ時間のようです。
こちらのメッセージに見送られながら出発です。
礼文島はまた機会があったら訪れたいですね。
利尻島とセットで毎年訪問してもいいかなって思うくらい。
乗船して一枚。
この景色とも、もう少しでお別れです。
出港時の写真を……と思って撮影したのですが、海の色が全然違いますよね。
比較してみます。
まずは稚内港を出た時の海の色です。
次に航行中の海の色です。
最後に香深港(礼文島)の海の色です。
こうやって並べると、色の違いがはっきり分かりますね。
稚内港の海の色も決して悪くないのですが、残りの2枚に比べると……という感じですね。
香深港フェリーターミナルを離れます。
一般公開されている船を横目に、船は稚内港を目指します。
つか、テントのおっちゃんが暇そうにしてる。
礼文島全体の様子を。
船はどんどんと礼文島から離れていきます。
いつの間にか、利尻富士の山頂も見えるようになっていました。
ついさっきまで、あの島の中を走っていたんですよね……。
そして、ウミネコが見送りに来ました。
ウミネコ「何か用か?」
礼文島がどんどんと離れて……
フェリーだからなかなか遠くならないんですけどね。
礼文島に向かうフェリーが見えました。
時刻的に稚内からのフェリーですね。
礼文島へ向かうフェリーを後ろ目に、稚内港を目指していきます。
利尻島の風景
礼文島がどんどんと遠く
遠く
フェリー乗船から1時間が経過しました。
さっきからコメントが少ない理由があります。
景色が変わらないので、何もすることが無いのです。
往路はこれからどんな景色が見られるか、というわくわく感があったのですが、帰りはそういったものがなく。
単に帰るだけの行程でしかないんですよね。
暇になった時に船内を散策してみました。
行きはボレアース宗谷、帰りはフィルイーズ宗谷ということで、どちらもカーペット席のみのフェリーでした。
もう1隻のフェリーには、2等も椅子席があるようです。
くつろげるという点では、今回乗船した2隻の方が良いですね。
このカーペット席を確保する為に、みんな並んで待っていたようです。
個人的には甲板席しか興味無かったので、全く影響はありませんでした。
行きは流れる景色をずーっと眺めていましたが、さすがに疲れもあったので、甲板にあるベンチに座ってる時間もありました。
風が心地良く、行きよりも揺れが少なかったので、全く酔う事はありませんでした。
というか、焼尻島の時が異常だったんだけど。
乗船から1時間半。
ようやく稚内が見えてきました。
ここまでくると、もう少しで下船です。
このくらいの航海だったら、まだまだ乗っていても大丈夫ですね。
飽きるけど。
そして、船は無事に稚内港フェリーターミナルに入港しました。
稚内での昼食
稚内到着後、まずは昼食をとることに。
フェリーターミナル内のレストランは日曜日は休業でした。
最初は移動するのも面倒だし、レストランという選択肢も考えたのですが、それは無理だったようですね。
仕方ないので、駅前の方に行って何かないか、探してみます。
稚内フェリーターミナルから稚内駅までは、徒歩で15分ほどで到達出来ます。
その間にあるのは、前日に利用したセイコーマートくらいで、飲食店はありませんでした。
稚内駅は鉄道の駅と道の駅を併設した場所で、飲食スペースもあります。
飲食スペースのメニューを眺めたのですが、個人的にあまり気が乗らなかったので回避しました。
コスパを考えたら……ね。
駅前ではお祭りをやっていたのですが、焼きそばやフランクフルトといった、メニューとしてはごくありふれたものなのでパス。
他に何か無いかと探していたところ、見つけました。
線路内にいるシカです。
カメラをズームして撮影してみましょう。
飼われている様子もないのですが、野生なのでしょうか。
それとも、除草の為に放たれたシカなのでしょうか。
たまに北海道の列車で「シカと衝突」というのがありますが、もし野生のシカだとしたら、こういったシカが事故に巻き込まれてしまうのでしょうね……。
少し歩いて行くと、何か建物の方を気にしている人が遠目で見えました。
何か植物か動物がいるのかな、と思いながら近づいてみたところ。
シカ(オス)がいました。
最初は逃げ出すかな、と思ったのですが、この距離に居ても逃げる事はありません。
じっとこちらを見つめてきます。
あまり近づいて、相手を刺激するのも良くありませんので、このまま立ち去る事にします。
下手に刺激して、立派な角で攻撃されたら明らかに負けるし。
さて、昼食ですが
これ見たら誰だって食べたくなるでしょう?
えっ、何か問題でも?
満腹になったところで、売店を軽くチェック。
特にめぼしいものがなかったので、空港連絡バスの時間まで、フェリーターミナル内で待機します。
空港連絡バスですが、飛行機の時刻に合わせて運行されるので、フェリーの時間と合わない
空港連絡バスは、フェリーの時間ではなく飛行機の時間に合わせて運行されてますので、フェリーの時間と合わない事が多々あります。
また、飛行機の到着が遅れた場合、空港連絡バスの出発も遅れますが、フェリーが遅れても接続待ちはしません。
もし乗り遅れた場合や、接続が合わない時は、待機しているタクシーで移動する事になります。
今回は時間に余裕がありますし、空港連絡バスを待つことにしました。
ちなみに、フェリー到着後にすぐタクシーに乗り込めば、夏の間だけ運航されている羽田直行増便(15時30分発)に間に合いそうでした。
ただ、フェリーが定刻通りという保証はありませんし、乗り遅れた時の代償が大きいですからね。
焦って移動する事にはなるので、それなら余裕を持って移動した方がいいですからね。
稚内空港から羽田空港へ
連絡バスに乗り込んで40分ほどで、稚内空港に到着しました。
羽田直行便ではないので、乗客は思ったよりも少なめでした。
空港に到着後、少しだけ休憩したのちに搭乗口へ。
今回は無事に飛びますように。
搭乗口通過は、一般搭乗のトップで。
待っててもやる事ないし。
お約束の一枚を。
座席はというと
プロペラの真横でした。
一応、外が見えるあたりを狙ったんだけど……。
座席数が少ないので、一般搭乗もさくっと終了。
これが大型機となると、なかなか終わらないんですよね。
飛行機は定刻通りに離陸しました。
順調に高度を上げて
天売島と焼尻島の横を
それぞれ通過していきました。
フェリーと違って、あっという間に見えなくなってしまいますね。
ドリンクサービスは、気流の関係からか、アップルジュースのみの提供でした。
ちょうどアップルジュースを飲みたかったので、いただくことにしました。
とりあえず、夕陽を狙おうかと思ったのですが、時間帯的に夕陽になる前に新千歳空港に着陸しました。
到着は2番搭乗口とのこと。
そして飛行機は、誘導路の途中で停止。
離陸機の通過待ちかな……と思ったところで機長の登場。
地上にいるタイミング、通常と異なるタイミングで機長が登場する場合、機長は悪い知らせしか持ってこない。
何があったのかと思いきや……。
使用予定の駐機場に、前の便がいるから5分くらい待つ。
ということでした。
良かった。大した事なくて。
てっきりタイヤがパンクして動けないとか、そういったレベルの問題かと……。
暇だったので、LED照明を。
大型機よりも先進的な感じがするのは気のせいでしょうか。
あと、新千歳空港には、こんな機材もいました。
調べてみたところ、『グローバル・ジェット・オーストリア』のビジネスジェットらしいです。
結局、5分くらい待ったあと、どういうわけか当初と違う駐機場に入りました。
乗り継ぎには影響ないからいいんですけどね。
乗り継ぎ便は15分ほど遅れ。
といっても、ここからはプレミアムクラスなので、ラウンジでゆっくりさせていただきました。
こういう時、ラウンジが使えると楽ですよね。
飲み物は自由ですし。
Wi-Fiも使えるし、コンセントもあるので、気兼ねなくスマホで暇つぶせますし。
プレミアムクラスとはいえ、窓側の座席ですし、何より乗客はかなり多かったので優先搭乗でさくっと。
座席について、一般搭乗が終わるのを待ちます。
結局、25分くらい遅れての出発となりました。
この日は東北地方に前線が伸びているので、その辺りを通過するタイミングで揺れるかな、という予想していました。
あまり影響が無ければ良いのですが……。
ベルト着用サインが消えて、機内食が出てきました。
配膳が終わるタイミングくらいから、徐々に揺れが続くようになりまして。
飲み物がこぼれるのではないか、と心配になってしまったり。
汁物から先に消化して、後はゆっくりいただきました。
食事が終わる頃には、前線付近も通過したようで、揺れが落ち着いていました。
機内プログラムは特に興味のない内容だったので、寄席を一通り聞いていました。
うちの場合、機内プログラム、寄席、ラジオのいずれかで、機内の暇つぶしをしています。
あとは、Wi-Fiの使える機材だったので、飛行機の様子を伺いながら。
飛行機は結局、20分ほど遅れで羽田空港へと着陸しました。
総括
礼文島へ行く前は、そこまで重要視していませんでした。
正直な話、4時間もあれば充分巡れると思っていました。
というか、レンタカー店の人も「4時間あれば充分巡れる」って言ってたし。
天候にも恵まれたというのもありますが、礼文島には何度でも訪れたい景色がありました。
花とかは詳しくないし、ハイキングする体力もありませんが、もっと時間を掛けて、一つ一つの場所を巡りたいと思いました。
今回は時間が無かったのと、観光バスとの追いかけっこ状態だったので、ゆっくり見られなかったですし。
本当に全部をじっくり巡るには、レンタカーでも最低でも6時間は必要だと感じました。
礼文空港行かなかったり、道に迷わなきゃ良かったというのもあるけど。
時間の都合で巡れなかった、島の南側部分も行ってみたいですし、またいつの日か訪れたいと思います。
ただ、一番のネックは移動手段なんだよな……。
どう頑張っても、関東からだと到着が夕方になってしまうし。
その時点でレンタカー借りるという手もあるけど、島料金なので高くついてしまうという……。
稚内でレンタカー借りて行くよりは安いだろうけど。
やっぱり、利尻島と絡めて行くのが一番かな。
北海道・礼文島の旅 そのに~4時間限りの礼文島巡り~
礼文島の朝
一夜明けて。
無事に予定通りの時間に起床して、朝食会場へと向かいます。
こちらが朝食です。
全体的に量は少なめでしょうか。
個人的にはこのくらいでちょうどいいのですが。
ちなみに、白米はお替り自由だったようです。
というかみんな勝手によそってたし。
朝食後、ちょっと気になったことがあったので、そのまま表に出てみました。
こちら、昨日の夜に星空を眺めた階段です。
足元が暗いので、懐中電灯等が必要なのですが、見ての通り気を付けないと海へ一直線です。
潮の満ち引きにもよるのでしょうけど、あまり下まで行かない方が無難ですね。
利尻島を見てみます。
今日は雲一つない快晴ですね。
礼文島観光へ
フェリーの時間に合わせて、フェリーターミナルまで送っていただき、そこから今日の行動を開始します。
当初の予定では、ここから定期観光バスに乗車して、島を巡るつもりでした。
しかし、ここまで天気が良いとなると、出来れば自由に動き回りたいと思いまして、飛込ながらレンタカーを借りることにしました。
観光シーズンですので、借りられないかと思ったのですが、空きがあったようで、無事に借りる事が出来ました。
軽自動車・現金払い・4時間利用で7,560円でした。
カーナビはついていましたが、標識見ていけば大丈夫だろうと思ったので、特に設定はせずに出発。
途中の休憩場所(駐車公園)からは、こんなきれいな景色が。
水が澄んでて綺麗ですよね。
日差しを浴びて、海面がキラキラとしています。
走っている途中で見かけたもの。
こちらは久種湖のようです。
そして、何気なく走らせていたところ、当初予定していたルートから外れてしまったようで。
仕方ないので、最初にこちらへ行く事にしました。
海沿いに続く道路のようなもの。
これが
こんな感じで広がっているのです。
何か連想した方もいるかもしれません。
こちらの正体は
礼文空港
『礼文空港』に到着です
こちら、ずいぶんと前から休止状態の空港になっています。
空港として、現在使用されていません。
休止ですので、廃墟という事でもありません。
というか、隣に気象庁の観測所(だったはず)があるので、人の出入りはあるようです。
建物の中を覗いてみます。
空港内は、かなりすっきりしています。
手荷物を返却するターンテーブルも無ければ、搭乗の際に必要な保安検査設備もありません。
『空港』と言わなければ、『鉄道の駅』と言っても通じてしまう状況です。
フェンス越しに滑走路を眺めます。
利用客が少なかったために、かなり前から定期便は就航していなかったようです。
今のところ、2021年3月末まで休止期間がありますが、施設の改修費を考えるとこのまま廃止になりそうな気がします。
ちなみに、空港へ向かう道の途中ですが、かなり高台に出るのですが、ここからの景色が素晴らしかったです。
空港に興味が無くても、この景色を見に来る価値はあると思います。
ただ、空港へ向かう道は車両一台分しかないので注意してください。
とはいえ、空港に向かう人はそうそういないので、対向車が来ることは、ほとんど無いと思います。
と思ってふと前を見たら、対向車の人が待機所で写真撮ってたので、くれぐれも油断なさらぬように。
久種湖
次の目的地は
『久種湖(くしゅこ)』です
先ほども通り掛かりましたが、実は先ほど見えた『久種湖』の先を左折しなければならなかったのですが、流れのままに直進(右カーブ)してしまったのです。
こちらではキャンプも可能で、テントが何基か設置されていました。
ここで夜空を眺めたら最高でしょうね……。
ちなみに、シャワー施設もあるようです。
こちらがキャンプ場から眺めた久種湖の様子です。
道路上から眺めた方が綺麗に見える気が……。
この先も遊歩道があるのですが、時間がありませんのでこの辺で後にします。
澄海岬
次に訪れたのが
『澄海(スカイ)岬』です
この透き通った海の色、素敵ですよね。
こちらの展望台から眺める景色は
海底が見えるほど、透き通った海。
はるか遠くまで広がる青い海。
この景色だけで、何時間でも見ていられますね。
実際はツアー客が続々と訪れてて、ゆっくり見ている気になれないんだけど。
こちらは礼文島西海岸です。
海岸といっても、波打ち際に行く事は出来ないようです。
この風景、礼文島を代表する一枚ですね。
グーグルで『礼文島』と検索すると出てくる画像だし。
この澄海岬周辺は、海水が透き通っていて
このような感じで海底がはっきりと分かるくらいです。
この綺麗さは、沖縄の海と良い勝負ではないでしょうか。
もう少しゆっくりしたかったのですが、定期観光バスの乗客が大量に押し寄せてきたので、次の場所へ移動します。
スコトン(須古頓)岬
次の目的地はこちらです。
『スコトン(須古頓)岬』です
こちらは、日本最北限の地ということです。
宗谷岬が最北端だと判明して、最北端から最北限にしたらしい。ところで『最北限』って?
ここにはウミネコも生息しているのですが、そんな文章よりもこの景色だけあれば充分ですね。
ここでお土産を購入。
といっても、ウニか昆布くらいしかないけど。
お土産をゆっくり眺めて、次へ移動しようとしたところで、定期観光バスが到着しました。
到着した頃は、レンタカーや自家用車で来た10数名程度だったので、タイミング良く過ごすことが出来ました。
駐車場付近からの一枚を撮影して、次へ移動しました。
礼文神社
次の訪問先はこちらです。
『礼文神社』です
せっかく、素晴らしい旅行になっているのですから、神様に感謝をしないと罰が当たりますよ。
そういうわけで、島の名前の神社だし、何となく大きそうだからという理由で、こちらに参拝しました。
この神社、結構高台にありまして
参道の途中からの景色も、なかなか魅力的でした。
金田ノ岬
本来はこちらの前に礼文空港へ立ち寄って、ここに来る予定でした。
ようやく、予定通りの順になりました。
『金田ノ岬』です
こちら、運が良ければアザラシの姿を見ることが出来るそうですが……
そう簡単に見つかりませんよね。
時間も無いので、数分で撤収しました。
桃岩展望台
ここから迷ったのですが、せっかくなら観光バスの行かないところを優先して行こうと思いまして。
こんな高台まで車で登ってきました。
ここまでの道のりは、車一台分しかないので、対向車が来ないことを必死に祈りながら進みましょう。
数か所ほど退避スペースはあります。
さらにそこから歩いて登ること5分ほど。
『桃岩展望台』に到着
かなりの高台です。
周囲を見渡すとこんな感じです。
そして、肝心の桃岩ですが
桃って感じがあまりしない……。
ただ、景色は素敵です。桃かどうかは別として。
ここから遊歩道があったので、試しに行ってみようと思いましたが
とても時間が足りません。
この時点でフェリー出航まで残り1時間です。
なので、利尻島が良く見える場所へ移動して撮影。
植物に詳しくないけど、こういった植物を絡めた方が、礼文島っぽいかなって思って撮影してみました。
肝心の利尻富士の頂上が雲に覆われていますけど。
一応、礼文島っぽい写真をもう一枚。
戻ってみると、先ほどの案内板のほかに標識も立っていました。
この方が桃っぽく……見えないよな……。
なお、この展望台には休憩スペースがありまして。
そこからでも
このような景色を楽しむことが出来ます。
メノウ浜
時間もあまりないので、最後に『桃岩猫岩』の方へ……
『メノウ浜』に到着しました!
はい。
また道を間違えました。
というのも、新しくできたトンネルを抜ける事で、『桃岩猫岩』へのアクセスが格段に良くなったらしいので、そのトンネルを通ったわけですよ。
トンネルを抜けたらすぐ左折しないと、『桃岩猫岩』には辿り着けないんですよ。
通った時に「ここ左折したらどこ行くんだろうな」って思ったんですけどね。
「どこ行くんだろうな」じゃなくて、そこを入らなきゃいけなかったんだよ。
そんなわけで辿り着いた『メノウ浜』です。
メノウ浜も時間があれば、ゆっくり見学したい場所ですね。
海岸まで行く事が出来ますし。
ただ、今はそんな悠長な事を言っている場合ではないので、そそくさと後にします。
とここで、『地蔵岩』の存在を思い出したので、車内から適当に撮影。
この画像のどっかに『地蔵岩』があるでしょ。と思いながら。
ちなみに右側の岩山の端にちょこんと写ってる尖った岩がそうっぽい。
桃岩猫岩展望台
今度は道を間違えないように向かいました。
『桃岩猫岩展望台』です
あれ、こっちも『展望台』なんだ。
早速見てみましょう。
まずは『猫岩』ですが
展望台の左側にあります。
アップしてみると
確かに背中を丸めてる猫っぽいですね。
そして、散々「桃に見えない」と言っていた桃岩の方は
こっちからの方が桃って感じがする。
ちなみに、赤い屋根の建物(お手洗い)ですが、先ほどの展望台からの画像にも写っています。
桃岩の左側に赤い屋根が見えますよね。
これが
この画像の赤い屋根になります。
先ほどの展望台、どのくらいの高さにいたか、何となく伝わるでしょうか。
そして海の方ですが
海底の岩の形がはっきり見えるんですよ。
それだけ、海の水が澄んでいるということですね。
ここで時間切れとなりましたので(というか、船の出航時刻まで35分しか無かった)、フェリーターミナルへと戻ります。
長くなりましたので、次に続きます。