【北海道20180922】北海道・根室の旅 そのいち~第26回 根室さんま祭り~
根室中標津空港へ
まずは根室中標津空港へと向かいます。
今回は荷物が多いのと、到着後も時間に余裕があるので、手荷物を預けることにしました。
そこで、利用したのがこちらの機械です。
手荷物カウンターに並ばなくても、簡単に手荷物を預けられるというものです。
何も下調べせずに利用したのですが、多少の手間はありますが、有人カウンターに並ぶことを考えたら、こちらの方が便利ですね。
丁寧に扱ってほしい等の理由があるなら、有人カウンターの方が安心ですけど。
いつもの通り、優先搭乗が終わっている段階で搭乗口へ。
この便で根室中標津空港へと向かいます。
今回もプレミアムクラス利用ですので
昼食が用意されました。
ゆっくりと味わって、食後の緑茶タイム。
付け合わせのお菓子もいただきました。
事前の案内で、雲の中を通過する際に大きく揺れるとの事でしたが、それほど大きな揺れは無く、根室中標津空港へと到着しました。
手荷物返却場で荷物を受け取って、レンタカーの手続きをして、次の場所へと移動しました。
小腹を満たすために
何となく小腹が空いたので、近くにあるこちらのお店へ行きました。
入口にはこのような案内がありました。
秋晴れが続いていた北海道ですが、この日からは天気が良くなかったという……。
人気店ではありますが、時刻は14時30分という中途半端な時間帯だったので、待ち時間無く着席できました。
こちらは湯飲みです。
さっそく、小腹を満たすことにしましょう。
まずは『新さんま』です。
脂が乗っていて、非常に美味しかったです。
この他には
活真つぶ
ぼたんえび
あぶらがれい
とろにしん
をそれぞれ頂きました。
美味しいお寿司で小腹を満たしたところで、根室方面へと進みます。
根室へ
空港名こそ『根室中標津』という名前ではありますが、実際に空港があるのは中標津町になります。
空港から根室市内までは、80km離れています。
途中、トイレ休憩を兼ねてこちらに寄り道しました。
『奥行臼駅跡』です。
ちなみに、昨年撮影した快晴時の様子がこちら。
やはり青空バックの方が見栄え良いですね。
なお、この2日後は台風の影響で飛行機が欠航しました。
駅は既に営業していないので、敷地内の立ち入りも自由です。
線路内に入るのも自由です。
駅名標に書いてある『あっとこ』は、現在も存在する『厚床駅』になります。
こちらは倉庫……ですが、何となく気になることが。
かなり傾いているというか、後ろに寄り掛かるような格好になっていますね。
ちなみに昨年はというと
こんな感じです。
雑草が刈られているのと、何となく傾きが大きくなったような……。
支柱の方も傾いていますが
こちらは大きく変わりないようですね。
画像が無かったのですが、こちらの物置って昨年は開いてなかったような……?
案内の看板です。
こちらはというと
昨年の方が読みやすかった……というか、こちらの剪定はしないんですね。
以前は公開されていたようですが
修理工事のために一般公開は中止との事です。
工事してる様子が無いのは気のせい?
近くの草花は昨年同様、綺麗な花を咲かせていました。
再び車を走らせて、今日の宿泊先へ向かいます。
本日の宿泊先はこちら。
『ねむろ海陽亭』さんです。
こちらの宿は、『さんま祭り』に参加してから毎年お世話になっています。
部屋に荷物を置いて、少しだけ一休みしてから『さんま祭り』会場へ。
第26回 根室さんま祭り
『根室さんま祭り』会場に到着です。
実は根室に向かう途中、傘が必要なくらいの雨脚に見舞われたので、中止の可能性を考えていました。
会場へ行ってみると、例年と変わらない賑わいで、祭りも大盛況です。
こちらの祭り、まずやることと言えば
100円でトレイと割り箸を購入します。
その後は、さんま配布所に向かうのですが、看板の右下に注目です。
さんまはおかわり自由です。
100円払えばさんまは食べ放題
ということです。
さんま配布所には
さんま祭りの7か条が書いてあります。
そうです。
このブログには、根室のさんまの魅力を多くの人にアピールする義務があるのです。
さんまはおかわり自由ということですが、どのくらい用意されているかというと
美しい。
こちらのさんまをいただきます。
ちなみに、さんまは生と塩の2種類が用意されていて、好きな方を好きなだけ貰えます。
もちろん、両方貰っても問題ありません。
貰ったさんまは
このように、炭火でじっくりと焼きます。
自分で焼くので、お好みの焼き加減で焼けますし、焼き立てを味わう事が出来ます。
写真だと火力が弱いように見えますが
ちゃんと炭火を補充してくれるので、じっくりと焼きましょう。
ちなみに、昨年のさんまはといいますと
こんな感じです。
昨年は全国的に不漁となったさんま。
根室のさんま祭りの開催も危ぶまれましたが、何とか無料配布する量を確保できたとの事。
それに比べて今年は豊漁。
画像を比較すると、昨年のは細いのに対し、今年のはふっくらと丸みを帯びています。
実際、焼いている最中に、脂が滴り落ちて炎が上がる場面があるくらい。
そんな状態のさんまですから、美味しいに決まっています。
さんまの食べ方は人それぞれあると思いますが、根室のさんまは、何もつけずにそのまま食べても充分に美味しいです。
もちろん、塩で焼いたり、大根おろしとポン酢で和えるのも美味しいです。
根室のさんまは、どんな食べ方でも美味しい。
そんな美味しいさんま。
それが、100円でおかわり自由なんですよ。
結局、この日だけで4尾いただきました。
冷静に考えていただきたいのですが、普通の状態でさんまを4尾も食べるものでしょうか。
きっと、途中で飽きてしまうと思います。
しかし、根室のさんまは違います。
何尾でも食べられます。
口の中で脂がとろけて、ふっくらとした身と絡み合う。
身がまろやかになって、喉の奥へと消えていく。
想像しただけでも、涎が垂れてしまいますね。
このお祭りでは、ステージイベントのほか、花火も打ち上げられます。
すぐ近くで打ち上げられるので、焼いている合間に見ることもできます。
今年の花火は海面に沿って放たれるものもいくつかあったのですが、そういった花火だったのか、雨の影響でそうなったのか……。
さんま祭りでは、さんまの配布の他、さんまを使った料理や缶詰なんかも売り出されています。
その中の一つ。
『ごめんなさんま』です。
というか、昨年はこんな名前の缶詰無かったような……。
購入しました。
側面に書いてあるのは
・平成29年度は不漁のため、いっぱい作れなくてごめんなさい。
・大きいサイズのさんまで作りたかったけど、作れなくてごめんなさい。
・いっぱい作れなかったので、売り切れたらごめんなさい。
という事でした。
テレビを見ていると
北海道地方のニュースで、さんま祭りが取り上げられていました。
こんな感じの雰囲気で行われています。
ちなみに、さんま祭りの参加する際には服装に注意しないといけません。
まず、服に匂いが付きます。
そして、寒さ対策が必要です。
この日の関東は、10月下旬から11月並みの気温だったのですが、そこから上着を羽織ってちょうどいいくらいの気温です。
さんまを焼いている時は、炭火の熱もあるので寒さは幾分和らぐのですが、少し離れると海風もあって寒さが身に沁みます。
関東から参加する場合、個人差はありますが12月頃の服装でちょうど良いと思います。
あと、多少の降雨の場合は開催されるので、濡れるのが嫌な人は雨対策もしておいた方が良さそうです。
場内移動中は傘が使えますが、焼いている最中は傘が使えないので、雨合羽があると安心かもしれません。
こうして、1日目の夜が更けていきました。
2日目に続きます。