未定

未定。すべてが未定。

人生は未定。何も定まってない方が、自由に生きる事が出来る。

このブログも未定。どのようになるかも分からない。

SFC修行している記事:https://901-sfc.hatenablog.jp/

2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20200223】北海道・紋別から網走の旅 そのいち~流氷ガリンコ号・サンセットクルーズ~

概要

毎年恒例となりつつある流氷クルーズです。
今年は例年通り、1日目は紋別へ、2日目は網走へという行程です。


飛行機の話はこちらにまとめてあります。



紋別市内へ

空港からの無料連絡バスに乗車。
座席がほぼ埋まる程度の混雑で、最初のうちは立ちながら移動。
着陸した時点で、かなり吹雪いていましたが、天候は一向に良くならず。
地吹雪のようになって、視界が遮られることもあらいました。

いつもなら、お土産品を購入してからホテルへ向かうのですが、吹雪という状況だったので先にホテルへ。
チェックインの時刻よりもかなり早かったので、荷物だけでも預かってもらうことにしました。
すると、既に部屋の用意が出来ているとのことで、チェックインする事が出来ました。
空港連絡バスがこの時間に到着するので、それに合わせて部屋を用意してくれているのでしょうね。
天気が悪かった分、これはかなり助かりました。

ということで、今回もお世話になります。

f:id:kumai3:20190223141006j:plain

紋別セントラルホテル』さんです。
写真は昨年のものを使いまわしです。
その後はもちろん

f:id:kumai3:20190223130955j:plain

『まるとみ』さんでお土産購入となりました。
こちらも写真は使いまわしです。
使いまわすということは、昨年と何も変わってないということです。



流氷船ガリンコ号 サンセットクルーズへ

バスに乗り込み、ガリンコ号乗り場へ。
いつも思うんだけど、出塚かまぼこからマルカイチ水産まで、道道に戻った方が早い気がするんだけど。


到着した時には、既に団体客が列を作っていました。
受付に向かうと、流氷はあるものの港内航行のみになるとのことでした。
外は到着した時よりも、さらに風雪が強くなっていて、欠航してもおかしくないような状況でした。
港内だけなら風の影響はあるものの、波に関してはそれほど高くはありません。
せっかく流氷があるのですから、少しでも楽しんでもらいたいという事なのでしょう。
ちなみに流氷クルーズですが、状況によって料金が異なります。
通常料金は沖合航行で流氷がある場合に適用され、料金は3,000円になります。
流氷帯までたどり着けない場合、青海料金となり500円割引になります。
今回は、流氷はあるけれど港内航行ということで、この場合は500円割引でした
そうなると、今回の天候で流氷が無かった場合は、1,000円割引になるのかな……と思ったのですが、悪天候で欠航になる可能性が高いですね。


さて、クルーズ名だけは『サンセットクルーズ』ではありますが実際は

f:id:kumai3:20200229142122j:plain

こんな感じで出航となりました。
100メートル先の景色すら見えない状況です。
ただ、港の中には流氷が辿り着いていて

f:id:kumai3:20200229142140j:plain

このように大物も流れついていました。
全体的には

f:id:kumai3:20200229142201j:plain

こんな感じで、思った以上に流氷に覆われていました。
奥に見えるのが『オホーツクタワー』です。
船だけでなく、オホーツクタワーの展望台からも流氷を眺めることが出来ます。
寒いのも船も苦手という人は、こちらの施設で流氷を楽しむことが出来ます。
さすがにこの日は何も見えなかったそうです。

f:id:kumai3:20200229142224j:plain

f:id:kumai3:20200229142241j:plain

f:id:kumai3:20200229142300j:plain

船はゆっくりと航行を続けます。
本来であれば、タワーの奥にオホーツク海が見えるのですが、それすらも見えないような天候です。
天候としては完全に悪天候ですね……。

f:id:kumai3:20200229142316j:plain

堤防の端まで行くと、流氷が途切れていました。
流氷が港まで押し寄せた時、港内に残ったのが今回の流氷のようですね。

f:id:kumai3:20200229142333j:plain

波の流れがある部分には流氷が無く、あまり波の影響を受けない部分に流氷が残っています。
沖合の流氷がどのあたりにあるのか、この日は全くわかりませんでした。

この辺りで折り返しとなります。
沖合は波が高くて大荒れという様子は無かったのですが、御覧の通りの吹雪で視界ゼロといったところです。

f:id:kumai3:20200229142412j:plain

陸地の方を向いても、少しかすんで見えます。
左側にあるのが船乗り場です。そんなに遠くまで来ていないことがわかります。

f:id:kumai3:20200229142432j:plain

f:id:kumai3:20200229142452j:plain

帰り道も、大きな流氷のある部分を通過していきます。
このような流氷を見ると、乗ってみたい気持ちになりますが、命に係わる行為なので絶対にやらないでください
どうしても流氷に乗りたいというのであれば、知床辺りで『流氷ウォーク』という体験イベントが実施されていますので、そちらに参加しましょう。
こうやってみてると、15分程度なら乗ってても大丈夫かなっていう気持ちにはなりますけどね……。

流氷は厚みが色々ありますが

f:id:kumai3:20200229142511j:plain

f:id:kumai3:20200229142528j:plain

この写真が一番わかりやすいと思います。
割れ目に注目すると、氷が地層のように何段も重なっていると思います。
このように、一枚の薄い氷に周辺の水が凍りついて厚みを徐々に増していき、立派な流氷へと成長していくのです。
ちなみに、上部が白いのは、単に雪が降り積もってるからです。


じっくりと1時間ほどの航行でしたが、港内だけとはいえ、流氷が多くて楽しむことが出来ました。
それで割引料金というのですから、ありがたい話です。

f:id:kumai3:20200229142551j:plain

下船後、ガリンコ号を撮影。
大きなドリルで流氷を砕きながら進むので、仮に流氷が目の前にあっても問題なく航行できます。

f:id:kumai3:20200229142622j:plain

後方は客室となっていて、全席自由となっています。
特別席などは無いので、寒いのが苦手という人は早めに並んで、座席を確保するのも良いと思います。
今年は暖冬ということで、少し薄着でいきましたが、参考程度にこの日の服装を紹介します。


・上半身
ヒートテック+長袖Tシャツ+長袖シャツ+長袖トレーナー+ダウンコート

・下半身
ヒートテック+長Gパン+防寒ズボン

・足元
靴下+ヒートテック(厚手)靴下+厚手ブーツ


この時間帯、足元はヒートテックと厚手ブーツだったのですが、降りる頃にはかなり冷えてました。
なので、靴下は二重にしておくのが良いと思います。
手袋は必要ですが、この日は厚手のものでなくても大丈夫でした。
厚手の手袋だと、写真が撮りにくいんですよね……。

f:id:kumai3:20200229142650j:plain

船の全体像です。
風見鳥が勢いよく回ってますね。

f:id:kumai3:20200229142709j:plain

ガリンコ号のロゴです。
この辺りは港の施設にはなりますが、一応自由に立ち入る事は出来ます。


施設の入り口には

f:id:kumai3:20200229142726j:plain

オホーツクタワーのご当地マンホールが飾られていました。
今気づいたけど、『MONBETSU』じゃなくて『MOMBETSU』なんですね。


例年ですと、バスの時間まで周辺散策したり、バスターミナルまで行ったのですが、今年は何せ吹雪ですからね。
夕食を買い込んでホテルへと戻りました。



本日の夕食

そんなわけで本日の夕食はこちらです。

f:id:kumai3:20200229142745j:plain

これで400円程度なのですから安いものです。
普段なら、食事に出掛けていたのですが、夜の時間帯に外へ出るのも何か面倒ですし。
これならゆっくりお風呂に入った後、ご飯を食べられますからね。
引きこもり気質になりつつあるな……。


翌日が早いので、この日は22時前には就寝しました。

2日目に続く。