未定

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20200224】北海道・紋別から網走の旅 そのに~流氷ガリンコ号・サンライズクルーズと流氷砕氷船おーろら号~

1日目はこちら



流氷ガリンコ号 サンライズクルーズへ

この日は4時30分に起床という。
そのくらいに起きないと間に合わないんですよね。
身支度をして、ガリヤ号に乗車。
早朝便のサンライズクルーズに乗船しました。
サンセットクルーズは団体客も多かったのですが、サンライズクルーズはさすがに団体客が居ませんでしたね。


この日の状況ですが

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かなり良い条件のようです。
実際の天気予報では曇りだったのですが、綺麗な朝焼けが見えています。
流氷は港内だけでなく、沖合にもある様子。
受付時に、20分ほど延長するとの案内があったので、少し遠くにあるのかもしれません。


沖合に向かうこと10分ほどで流氷帯に到着。
この辺りで日の出を迎えます。
今年の日の出はというと……

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ここ数年で最高の状況じゃないですか。

曇りの予報だったのに、太陽の昇る部分は雲が少なくて、日の出がしっかりと見られましたし。
流氷もかなりの数が残っていました。
風向きが若干沖合にむかっていたので、ちょっと心配ではあったのですが、このように流氷も楽しむことが出来ました。
6時出発ということで、5時前には起きていないといけませんが、早起きする価値は十分にありますよ。

太陽も少し高い位置に来たので、ここからは流氷を楽しむことにします。

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朝日の光を浴びて、きらきらと輝く流氷の姿。

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オレンジ色に染まっていく流氷帯。
氷点下の冷え込みでしたが、そんなことを忘れられるくらい、素敵なひと時を過ごせました。


流氷帯を抜けて、港へと戻ります。

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時間があったので、ガリンコ号の船内設備を記録していました。
まずは鐘から。

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船内の見取図になります。

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売店横にあったのですが、これを見る人っているんですかね……。

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1階の客室です。
暖房が効いていて、全く寒くありません。

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こちらは2階の客室です。
こちらも暖房が効いています。
デッキから直接出入りできるので、流氷のところは外で、移動中は中で休むという事も出来ます。

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昨日も撮影したシンボルマークと

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船の全景です。

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太陽はかなり高い位置まできていました。

今回、ここまで撮影したのには理由がありまして。
来年、新しい『ガリンコ号』が入る予定になっているのです。
この船は『ガリンコ号』としては二代目になりますので、来年からは三代目がお披露目になるとのこと。
つまり、二代目は今年限りで現役引退……

と思ったのですが、乗務員の方に話を聞いたところ、二代目の運航が今年で最後というわけではないそうです。
今の段階では二代目の処遇は決まっていないそうです。
三代目に引き継ぐのか、場合によっては二代目と三代目の2隻による運航も検討されているんだとか。
早朝便はともかく、昨日のサンセット便は予約開始40分ほどで満席となる盛況っぷりですからね。
どうなるかは、今後の情報をチェックですね。



ひがし北海道エクスプレスバス

紋別と並んで流氷クルーズを行っている網走。
どうせなら、紋別と網走を一緒に楽しみたい。
そんな方に便利なのが、『ひがし北海道エクスプレスバス』です。
このバスは、乗車日の5日前までに利用したい区間を予約すれば、誰でも乗車する事が出来ます。
今回利用するのは、紋別から網走ですが、路線自体は層雲峡からウトロという長距離のバスになります。
路線バスではないので、乗車場所が細かく設定されていたり、観光や休憩なども設けられています。
7時30分に層雲峡の各ホテルを巡ったあと、10時頃に紋別市内のホテルへ。
10時30分頃にガリンコ号乗り場で休憩、サロマ湖のホテルを12時頃に通過したのち、網走の道の駅へ13時に到着。
14時に出発して、北浜白鳥公園、オシンコシンの滝のそれぞれで15分ほど観光をして、ウトロの各ホテルに16時過ぎに到着というコースです。
紋別市内のホテル、サロマ湖のホテル、網走の道の駅では乗車と降車が、ガリンコ号乗り場では降車のみ出来ます。
色んな区間で乗車や降車ができ、区間利用もできるという、かなり使い勝手の良いバスになっています。
通常、紋別から網走へ向かうとなると、路線バスで遠軽まで出た後に鉄道へと乗り換えますが、5時間程度掛かります。
その点、このバスなら乗り換えなし、3時間で行くことが出来ます。

この『ひがし北海道エクスプレスバス』は、この他にも合わせて12路線あり、北海道の東部を観光するのに便利なバスになっています。
毎年同じ路線があるとは限りませんが、今後の参考にしてみてください。

そしてこのバスですが、ANAの公式サイトから申し込むと、1,000円で乗車できるのです!
通常の予約ですと3,900円掛かりますので、破格の安さです。
紋別から遠軽の路線バスの運賃ですら、1,000円を超えますからね。
もちろん条件がありまして、ANA便を1区間でも利用することというのがあります。
今回の場合、紋別自体がANA便しかないので、この時点で条件クリアとなります。
仮に網走の場合、最寄は女満別空港となり、羽田からの直行便はAIR DO機材しかありません。
この場合も、共同運航便は、ANA便名義で予約すればクリアとなります。
この扱いは数年前に実施されているのですが、ホームページには数年前の情報しか掲載されていません。
いつまで続くかわかりませんが、予約する前に調べてみる価値はあると思います。


さて、『毎年同じ路線があるとは限らない』と触れたのですが、今回利用する路線も若干変化があります。
初めて利用した時は、層雲峡から紋別、網走というコースは変わらないのですが、網走出発後は折り返して紋別、層雲峡というルートでした。
しかし、翌年にはこのルートが廃止になり、現在のルートになりました。
ただ、その年は紋別市内のホテルは経由せず、ガリンコ号のみで乗降することになっていました。
そのため、ホテルからガリンコ号の乗り場まで移動する手間がありました。
今年は紋別市内のホテルも経由するようになったので、時間ギリギリまでホテル内に滞在することが出来ます。
予約するときにホテルを指定する事で、ホテルのロビーで待機していれば、乗務員の方が呼びに来てくれます。

時間になり、ここからは3名が乗車。
全体的には20名弱の乗車率でした。


少しだけ紋別市内を走行して、ガリンコ号乗り場へ。
ここで20分の休憩となりました。
紋別市内のホテルから乗車だと、わずか15分ほどで休憩になるのですが、層雲峡からの方もいますからね。
実際居たかは不明。ちなみに最初に利用した年は運休してました。

昨日から気になってたものを撮影。

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鮭……ですかね。
カニの爪といい、紋別市内には謎のオブジェが多すぎやしませんか?

トイレ休憩を兼ねて建物内に入ると

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今朝の日の出の様子が掲出されていました。
そして、流氷帯までは25分という事ですが、サンライズ便の時は10分程度で辿り着いていたので、流氷が沖へと流されているようですね。


ここの休憩を終わると、網走の道の駅『流氷街道網走』までノンストップで進みます。
周りは雪景色ということもあり、しばらくうとうとと……。

サロマ湖網走湖と通過して、網走刑務所(博物館は『網走監獄』です)を通過すれば、網走駅も間近です。
このままさらにまっすぐ進み、『流氷街道網走』には定刻より30分ほど早く到着となりました。



流氷砕氷船おーろら号

あわよくば前の便にでも……と思ったのですが、さすがに間に合いませんでしたね。
ということで、まずは館内を散策します。

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入って目に入るのがこの撮影セットです。
反対側では、吉永小百合さんの語りによる映像が流れています。

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前回来た時、ミクさん居ましたっけ……?
売店とかの通り道にあるから、気付くとは思うんだけど……。
ついでにしじみ汁の無料配布場所も変わってた。

そして

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オホーツクゆかりさんにご挨拶を。
展示物を確認できたので、早めに列に並びましょう。

おーろら号は

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このように、2隻での運航になります。
乗船している方が団体客メインの船、写真の船が一般客メインの船になります。
ただ、団体客の人数によっては、こちらにも一般客が乗船できます。
このような区分けがされているのは、団体客メインの船は、人数が揃い次第出航するのです。
今回は14時発の便になりますが、実際の出航は13時45分でした。
団体客はこの後の行程も決まっていますので、早めに帰港して余裕を持たせるのでしょう。
もう1隻の方は、満席でなければ定刻まで停泊しています。
そのため、こちらの船に乗った方が早く戻る事が出来ます。
航行時間は同じですから、時間の有効活用するには、前の船に乗るのがオススメです。


網走の流氷は

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港を出てすぐのところまで押し寄せてきていました。
話によると、前日は網走も大荒れな上、流氷帯が遠かったこともあって、午後便は欠航になったそうです。
午前便も流氷帯までたどり着けなかったとか。
1日でここまで状況が変わるんですね。

こちらの方は

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野鳥の姿が多くみられます。

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無駄にカモメもフレームインしてきます。

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網走の流氷は厚みはあまりないものの、面積の広いものが多くありました。

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画面に収まりきらないサイズのものもありました。

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流氷を眺めていると放送が入り、進行方向左側を見ると

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オオワシがいました。
1羽は流氷の上で休んでいました。
アザラシは居ませんでしたが、こうやって豊かな自然を目の当たりにすることが出来ました。

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遠くには後の出航となった『おーろら2』が見えます。
時間帯によっては、ほぼ同時出航となり、途中ですれ違うこともあります。

1時間ほどのクルーズも終わり、下船します。

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網走の方は船が大きく、多少のことでは揺れる事が無いので、船に酔いやすい人でも楽しめると思います。
こちらは前方の客席が特別席となり、別途料金が必要になります。
この日は割と多くの方が利用されているようでした。



鮨ダイニング 月

少しでも早く移動したかった理由はこちら。

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『鮨ダイニング 月』さんです。

こちら、道の駅から少し離れたところにあり、バスで移動することになります。
バスは網走駅や網走バスターミナルを通って、道の駅『流氷街道網走』の近くを通ります。
道の駅の前にバス停がありますが、ここは通りませんので注意です。
道の駅からは、駐車場の入り口、信号のある交差点を海を背にして少し上ります。
信号2つ目、網走市役所が左手にある交差点を右に曲がりますと、写真屋さんの前辺りにバス停(東3丁目バス停)があります。
ここから、つくしヶ丘団地または小清水(つくしヶ丘経由)行きに乗ります。
小清水行きは本数が少ないのですが、つくしヶ丘団地行きは40分に1本の割合で来ます。
このバスで駒場5丁目』で下車します。
バスを降りたら、進行方向に歩いて行くと数分で到着します。
バス停からも看板が見えるので、迷うことは無いと思います。
網走駅、網走バスターミナルから乗車の場合、バス停を確認して乗車してください。

時刻は15時を過ぎたところ。
回転寿司店なのですが、食品ロスの観点もあり、この時間はネタが一つも回っていないのです。
お昼時に来た事ないからわからないけど、さすがにお昼時は何かしら回ってると思う。
ということで、注文は全て紙に書いて頼むことになります。

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まずは『釧路産 炙りフグポン酢』から。

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続いて上から『道内産ニシン』、左が『道内産 活ホッケ』、右が『ローストビーフ』です。

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『生うに』も来ました。

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『サーモン』と『とろサーモン』です。
左が『とろサーモン』です。

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『さんま』と『いわし』です。

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最後はこの店の名物『オホーツクロール』です。
さすがにちょいと贅沢しすぎた感じがありますが、せっかくの旅行ですからね。


ちなみに帰りのバスは、道路の反対側、ローソンの前にあります。
帰りは空港連絡バスの都合で、網走バスターミナルで下車。
ここからだと始発になりますし、乗車券をあらかじめ窓口で購入できるので便利です。



帰りの飛行機の話は、こちらにまとめてあります。



総括

今回は最初から不安の幕開けとなりましたが、無事にたどり着いて良かったです。
流氷に関しては、ここ数年間で一番だったのではないでしょうか。
というか、同一行程で紋別と網走の両方で流氷見られたのは、今回が初めてなんですよね。
昨年は紋別と網走で流氷を見られましたが、別日程だったので……。
いつどうなるかわからないですからね。
行ける時には行きたいものです。