【北海道20180923】北海道・根室の旅 そのに~エスカロップとお寿司と~
迷走の末
この日も『根室さんま祭り』は雨にも負けず開催されていました。
会場へ行く事も考えたのですが、朝食バイキングの焼きそばが思ったよりも油っこくて胃もたれが……。
という事で、根室を抜け出して釧路へと向かうことを考えました。
根室から釧路までは2時間半。
少し走ったところで、不安がよぎります。
今の体調から、行く事は出来たとしても戻ることが出来るのだろうか。
いっそのこと、鉄道で行くのもアリなのではないか。
様々な考えが頭の中を巡ります。
そして、向かった先は
『根室中標津空港』です。
明日来た時に撮影しようと思ったのですが、このタイミングで撮影しておけば、明日はゆっくりできると思いまして。
中途半端な時間なので、空港内の人も少ないでしょうし。
謎のオブジェを見ながら空港内に入ります。
こちらはチェックインカウンターです。
根室中標津空港は現在、ANA便しか運航されていません。
牛のオブジェと飛行機の乗り物(?)です。
角度的に分かりにくいのですが、顔出しパネルです。
どちらも、根室要素はほとんど無く、中標津が中心になっています。
知床とノサップ(納沙布)周辺の案内図です。
この図だけでも、根室中標津空港の他、紋別(オホーツク紋別)、女満別、釧路(たんちょう釧路)、帯広(とかち帯広)の各空港があります。
何気なく撮影していたのですが、改めて見たら何やら違和感が。
実はこの図、既に廃止された鉄道路線が描かれているのです。
地図の左側を鉄道路線が通っていますよね。北見市から池田町に掛けて。
この路線、2006年4月に廃線になっているのです。
今は2018年ですので、12年も前の地図なのです。
だから、空港の名称も違っているのですね。
というか、変わってないのが女満別だけなのか。
こちらが1階の待合スペースになります。
1階は到着口もあるので、飛行機が到着した際は人で溢れかえりますが、この時間は到着する便もないので閑散としています。
道東地区は、地震の揺れは大きくありませんでしたが、節電は全道で行う事になっているので、このようなポスターも張り出されていました。
先ほどの待合スペースの写真が薄暗いのは、照明がついていないからです。
こちらは国立公園の案内になります。
だからなのか、野付半島とかが完全に無視されてる。
2階の待合スペースです。
こちらも出発便が無い時間帯は、このように静かになっています。
反対側は売店と飲食スペースになっています。
保安検査場は時間帯によって閉鎖されています。
おかげで、このようにゆっくり撮影できるのですが。
3階は展望デッキになっています。
こちらも人気がありませんね。
飛行機いないし、傘が必要なくらいの雨が降ってるし。
こちらは手荷物返却場にも似たようなものがありましたね。
大きな絵画もありました。
疲れたので少し休憩していたのですが
このように写真がたくさん展示されていました。
こういうのを一つとっても癒されますね……。
一通り撮影も終える頃、徐々に人が集まり出しました。
良い時間にもなったので撤収します。
駐車場から出ようとしたのですが、路面の矢印の向きと看板の矢印の向きが逆という。
これはいったいどちらに向けて進めばいいのか……。
少し悩んだのですが、この左側にロータリーへの出口があったので、そこから出る事にしました。
この表示に戸惑っていたら、警備員さんが様子を見に来てたんだけど……。
エスカロップを食す
再び根室市内に戻りまして食事にします。
この頃には胃もたれも落ち着いたのですが、さんま祭り2日目のさんま無料配布は、14時で終了してしまうのです。
根室中標津空港を出たのが12時半頃だったので、ノンストップで走ってもギリギリ間に合うかどうか……。
同時に、さんまは昨日の夜に堪能したので、この機会に根室名物のものを食べましょう。
ということで、こちらのお店に行きました。
『喫茶どりあん』さんです。
こちらのお店、宿泊している『ねむろ海陽亭』さんから徒歩で1分ほどの距離です。
お目当てはこちら
バターライスの上に豚かつを載せて、デミグラスソースをかけるというメニューです。
豚かつは柔らかくて、フォークでも切れるくらい。
量も多いので、これだけで充分お腹が満たされます。
今まで近くにあったのに、全くスルーしてたんですよね……。
来年以降は、定期的に通いたいと思いますね。
納沙布岬へ
食後は特にやること無かったのですが、せっかくなので納沙布岬へと向かいます。
しかし天候が悪くて
こんな感じの景色です。
遠くに牛が放牧されていますが、何となく最果ての地に来たような……。
そして、納沙布岬に着いたのですが
オーロラタワーがほとんど霞んで見えないほどの状況。
到着時点では、半分から上が全く見えないほどでした。
さらに、納沙布岬にある灯台は災害のために立ち入りが出来ない状況でした。
仕方ないので、宿泊施設に戻ってゆっくりすることにしました。
夕食へ
程よい時間になりましたので、夕飯を食べに行きましょう。
向かったのはこちら。
何となくぼんやりしていますが、この時は濃霧注意報が出るくらいの霧が発生していました。
19時半に出たのですが、街中は人通りもまばらで、どこか寂しい雰囲気が漂っていました。
とはいえ、このお店は人気があり、待ち時間は60分ほどになっていました。
しばらく待って、座席に着きます。
前回は小腹を満たす程度でしたが、今回はがっつりといただきます。
生ほたて。
こちらは宗谷産のものです。
肉厚で甘みも抜群でした。
新さんま。
これは外せませんね。
青ぞい
赤ほや
天然ぶり
5皿をまとめて。
まとめて出されたので、こうなりました。
追加の新さんま。
この後、さんまは完売しました。
真つぶ。
追加の青ぞい
追加の天然ぶり
追加の生ほたて
何もかもが美味しくて、いくらでも食べられてしまいます。
しかも、これだけいただいたのに、会計が3,600円程度という。
現地でしか味わえないものもありますし、人気店なのも頷けます。
根室駅基準に考えると、徒歩で15分くらいの距離なので、食後に軽い運動する感じで訪れるのも良いかと思います。
駐車場は正面の他、裏手にもありますので、停められないことは無いと思います。
ただ、裏手の駐車場のすぐ近くには住宅もあるので、なるべくなら正面の駐車場が空くのを待った方が良いかもしれません。
というか、正面の駐車場が満車の時点で、店内で30分以上待つことが確実ですし。
満腹になったところで、2日目が終了となりました。