未定

未定。すべてが未定。

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20180924】北海道・根室の旅 そのさん~かえりみち~

根室駅へ

最終日は天候によって行き先を変える予定でした。
晴れていたら野付半島へ、曇り空だったら……適当に。
天気予報では晴れるとの事でしたが、外に出てみたらどんより曇り空。

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根室駅に来てみましたが、こんな感じの空模様でした。
ということで、ゆっくりと空港へ向かうことにします。
根室駅に来た理由は、特に何もないのですが……。

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根室駅は日本最東端の有人駅です。
『有人駅』という表現だと分かりにくいと思いますが、簡単にいえば駅員さんが常時、切符売り場などにいる駅です。
無人駅に関しては後程。

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こちらは観光協会などが入る建物の入口にあったものです。
幸せを呼ぶフクロウだそうです。
この建物内では

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日本最東端到達証明書や、日本最東端の駅到着証明書がもらえます。
こちらの証明書、アンケートを書くともらえるのですが、そのアンケートはカウンターの手前にあります。

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根室に関するアンケートを答えると、証明書が受け取れます。
声かけは不要と書いてありますが、黙って持って行くのも何なので、ひと声掛けるのが良いと思います。



日本最東端の駅へ

証明書を貰って帰っても良かったのですが、せっかくなので日本最東端の駅へ向かいましょう。

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日本最東端の駅『東根室駅』です。

こちらは根室駅と違い、無人駅となっています。
東根室駅のように、明らかに誰も居ないことがわかる駅もあれば、駅舎がある無人駅もあります。
仮に駅舎があっても、駅員さんが居なければ『無人駅』になります。
他にも簡易委託駅とかあるけど、その辺は省略します。


地図を見ると分かりますが、東根室駅よりも少し西側に根室駅があるので、駅としての最東端は東根室駅になるのです。
ただ、単純に考えると「最東端は根室だから根室駅が最東端の駅」となってしまうので、根室駅でも有人駅としてアピールしているのではないでしょうか。


階段の下には

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駅ノートがありました。
こちら、駅の設備ではなく、有志の方が設置しているものです。
駅ノートを簡単に説明すると、訪問した事を記していくためのものです。
どこからどうやって来たか、この駅に訪れた時の感想、これからどこへ行くのか……。
記入する内容は自由です。中には絵を描く方もいます。
こうした訪問記録を残す事で、後から来た人が「以前はこんな人も来てたのか」と読み返して楽しむ事が出来るのです。
駅ノートは、1日数本しか停車しない駅などにも設置してあるので、次の列車の待ち時間の暇つぶしとしても有効なアイテムです。
ただ、これはあくまで駅の設備ではないので、「駅ノートはこちら!」といった看板を設置する事は出来ません。
待合室などがあれば、パンフレットと一緒に置いてあるのですが、このように駅舎が無い場合は、どこにあるか探さないといけません。
駅によっては、駅名標のすぐ脇にあったり、割と目立つところに設置されている場合もあります。
ところでコンテナが綺麗なんだけど、つい最近設置された訳じゃないよね……?


駅ノートの話はこの辺にして。
駅へと入ります。

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こちらが時刻表と運賃の案内です。
このような無人駅から乗車する際は、乗車時に車内で発行される整理券を受け取り、下車駅で精算することになります。
本数は上下合わせても11本しかありません。

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駅名標です。
「にしわだ」になる前は「はなさき」(花咲)駅がありました。

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時刻変更のお知らせです。
最初、住宅街だから通学等で乗降に時間が掛かるのかと思ったのですが、どうやら『日本最東端の駅』のために停車するようですね。


列車の本数が少ないので、根室駅から徒歩で向かう方も多くいます。
この他、バスで向かうこともできます。

駅前ターミナルから公住循環線に乗り

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光洋中学校前で下車します。
こちらは駅前ターミナル方面のバス停です。
根室駅からの場合、反対側のバス停に降り立ちます。

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バス停を降りるとすぐに、東根室駅の案内が出ています。
時刻表がありますが、日中時間帯に60分間隔で運転されています。

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駅は路地に入って100メートルほど、数分で到着します。
鉄道の時間が合わない時は、バスによる訪問も使えます。



風連湖へ

次に訪れたのはこちら。

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『風連湖』です。

こちら、『道の駅スワンねむろ44』が目印になります。
実は別の目的で、道の駅を利用したんですけどね。

湖の様子ですが

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やはり曇天では、綺麗に見えませんね。
ここはひとつ、晴天時に撮影したものを載せておきましょう。

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昨年は帰ろうとした日以外は晴天に恵まれたんですよね。

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こちらには遊歩道も設置されているので、晴れた日には散策するのも良いかもしれません。
今回は天気も良くないですし、主目的はこちらではないので、ささっと次へ向かいましょう。



春国岱原生野鳥公園

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実は先ほどの道の駅を利用した目的は、こちらへ向かうためでした。
何度も車で通り過ぎていたのですが、時間もある事ですので、どんな感じか見てみようと思いまして。
現地を通過した後だったので、折り返すために道の駅を利用したのです。
国道から逸れる道が分かりにくいんですよね……。


この場所からは

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このような湿地帯が見られます。
曇天だから、あまり良い風景に見えないのが残念ですが……。

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駐車場近くには、見慣れない足跡がありました。

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一番気になるのはこちらです。
この橋が妙に真新しいのに対し、渡り切った先は砂利道という。

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橋の名前は『春国岱橋』です。

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竣工は平成25年11月ですので、今から5年前になります。

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橋の前後は坂になっていて、道幅は車1台分ほど。
橋での行き違いは難しいので、通行の際は橋の反対側の様子を伺いながら行きましょう。
この橋からの眺めは

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こちらが湿地帯側。

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こちらが海側になります。
海側が根室市街地の方向になります。

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遠くには野鳥が多数いました。
一応、デジカメの望遠を使ってみましたが、これが限界ですね……。
そして鳥の名前を知らないという……。

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看板があったので撮影。
このころから少しずつ青空が見えてきました。

高台があったので、海の方を見てみます。

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野鳥たちが羽を休めていますね。

さて、そろそろ移動しましょう。



道の駅おだいどう

このまままっすぐ空港へ向かっても時間が余りますし、少し遠回りしましょう。

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今回の旅行で一番北海道らしい写真です。

しばらく車を走らせて、到着した先はこちらです。

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道の駅『おだいどう』です。

ここは

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白鳥台という場所のようです。
ここからの眺めというのが

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青空の方が何倍も景色が映えますね。

というか、このくらいまで天候が回復するなら、野付半島でも良かったのですが、さすがに根室駅の時の天候だと……。
ここでゆっくりしても良かったのですが、さすがに時間が足りなくなってきたので、少し先を急ぎます。



北海道最後の食事へ

カーナビをセットしたら

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どこまでも続く直線道路が待っていました。
Googleマップで見ると

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水色の線の少し上に道がありますが、この道の入口です。
地図通り、ひたすら直線の道路でしたね。

そして向かった先がこちらになります。

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根室花まる 中標津店』です。

やっぱり最後も寿司ですよね。
昼時でしたが、ちょうどタイミング良く、数分程度の待ち時間で着席できました。

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青ぞい

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旬さんま
この日は『新さんま』ではなく『旬さんま』という表記でした。

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ネタ切り落とし軍艦
こちらは根室本店には無かったメニューですね。
昼と夜の違いかもしれないけど。

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熟成ひらめ昆布〆

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真いわし

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本鮪炙りほっぺ

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生サーモン

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さんま(アンコール)

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いわし(アンコール)

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戻りかつお

これにて、北海道の寿司巡りはお開きにしました。
うーん、満足満足。



帰路へ

レンタカーを返却して、根室中標津空港へ。
時間帯的にも、人が多かったので、昨日のうちに撮影しておいて良かったです。
撮影し忘れていたのはこちら。

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エレベーターの前に設置されたモニターです。
このモニター、エレベーターの内部が映し出されているのです。
誰も乗っていないと思ったら、中から人が出て驚いたという経験、誰でもあると思いますが、このモニターがあれば未然に防ぐことが出来ますね。
本当は防犯などの目的なんでしょうけど。


天気が良いのと、新千歳便が出発時刻近くだったので、展望デッキへ行ってみました。

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山の方は、半分くらい雲に覆われていますね。

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飛行機は手荷物をすべて詰め込み、最後の乗客が乗り込みました。

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タラップを収納して出発準備をします。

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地上係員がプロペラの動きを確認します。

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問題無ければ、飛行機から離れて滑走路へ移動します。

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そして新千歳空港へ向けて飛び立ちました。
手前では、羽田空港からの飛行機の受け入れ準備が始まっています。


飛行機を眺めた後は、搭乗手続きを。
このタイミングで、団体客が既に到着していたので、手荷物預け所も保安検査場も混雑していました。

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出発案内はテレビ画面で。
ふと、制限区域外を見ると

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通過した際は、右側の扉の手前が最後尾だった保安検査の列が、かなり伸びていました。


特にやることも無いので、優先搭乗にて機内へ。
定刻通りに離陸をし、しばらく上昇を続けます。

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雲の上の景色です。
飛行機でしか見られない景色です。

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帰りもプレミアムクラスなので、軽食が用意されました。
さっきは少し控えめに食べたので……。

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追加で飲み物を頼んだら、こちらのお菓子を用意してくれました。
岩手のお土産のようですね。


飛行機は気流の関係で遅れた……そうですが、15分程度の遅れだったので、特に気にすることはありませんでした。

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羽田空港到着後に。
この機材は折り返し、広島便になるようです。


この後はいつも通りのルートで帰宅しました。



総括

今回は全体的に天候に恵まれなかったですね。
もし、雨が降っていなければ、2日目もさんま祭りに参加してたと思います。
ただ、そのおかげで別の顔を知ることが出来ましたし、今まで知らなかった景色にも出会う事が出来ました。
そういった意味では、良かったのかもしれませんね。


それにしても、根室のさんまは美味しかったです。
ここ数年、さんま祭りのたびに食べているのですが、今年のが一番脂の乗りが良くて、美味しいと感じられました。
焼いて食べたさんまも美味しかったですし、お寿司でも美味しかったです。
さんまは来年、また食べに行く予定です。


さんまは根室に限る!

釧路や気仙沼とかのさんまも美味しいけどね。