【北海道20180825】北海道・奥尻島の旅 そのに~奥尻島観光~
奥尻観光へ
この日は、奥尻空港からレンタカーを借りました。
車検切れ数日前のオンボロ車だったけど。
まずはフェリーターミナルのある奥尻港を目指します。
途中にあったのがこちらです。
鍋釣岩
鍋釣岩です。
地図だとこのあたりになります。
左側に空港が描かれています。
現在地のすぐ右側の緑枠の中に奥尻港があります。
さて、肝心の鍋釣岩ですが
こんな感じでした。
こちら、ズームして撮影したので、実際には少し遠いです。
不思議な形ですよね。
そして気になるのはこちら。
この鍋釣岩、ライトアップされるんですかね……。
昼食
奥尻港の近くへ行き、昼食を探します。
探すといっても、今回は数件のお寿司屋さんを下調べしておいたので、そのお店の場所を探すという作業です。
10分くらい探した末、本日のお昼はこちらになりました。
セイコーマートのホットシェフ(親子丼)です。
見てくださいよ。このおいしそうな親子丼。
やっぱり、セイコーマートのホットシェフは……
えっ、お寿司屋さんはどうしたかって?
全て営業していませんでした。
通り掛かった時に人気が無かったし、暖簾も掛かってなかったので、恐らく休業でしょうね。
何せ土産店ですら悪天候のために休業していましたから。
ちなみに、飛行機は運航されましたが、フェリーは全便欠航でした。
フェリーの方が安いし、夏期は臨時便含めて、3便運航されているので、利便性は高いですよね。
座席数も多いので、満席になることもありませんし。
観光客も、フェリーを利用する方が多数なようで。
逆に今回のように、フェリーが欠航になると観光客が一切渡島できないので、お土産店もやっても仕方がないのでしょう。
寿司屋に関しては、合わせて漁に出られずにネタが仕入れられなかったという理由もあるでしょうね。
食事を済ませたら、再び移動を開始します。
うにまる公園
次に訪れたのがこちらです。
『うにまる公園』です。
……いや、こちらは公園なのか分かりませんけど。
ドクターヘリの離着陸場となっています。
反対側には看板も出ていました。
『タイムカプセル』というのが気になりますね。
指が示す方向に行ってみましょう。
坂を下りた先にあったのがこちらです。
タイムカプセル『うにまる』がいました。
「タイムカプセルに保管し」ということは、このモニュメントの近くに埋まっているのでしょうか。
そして
こいつも夜はライトアップされるようですね。
青苗岬
次に訪れたのがこちらです。
『青苗岬』です。
巨大なモニュメントはありましたが、そちらはスルーしまして……。
この大荒れの海ですよ。
風も強かったです。これではフェリーが欠航になりますよね。
ここから外回りで海沿いを走行していたのですが、至る所で堤防を越えた海水が道路まで押し寄せてきていました。
というか、この状況でよく通行止めにしないな……と思うくらい。
波がそのまま来るという事はないのですが、それでも直撃を受けたら大変なことになります。
いくつか観光名所もあったかもしれませんが、この大荒れの状況で停車する気もなかったので、先へ先へと急ぎます。
そして到着したのがこちらです。
北追岬公園
『北追岬公園』です。
駐車場には多数の車両が停車していましたが、いざ公園内へ行くと
無人でした。
パークゴルフ場があるのですが、この悪天候の中でもやっていたのでしょうか。
どこからともなくゲートボールのような音は聞こえたけど。
ウォーキングコースがありますが、ちょっと行く気がしませんね……。
ここからの海の眺めは
高台なので、波は心配ありませんが、大きな波が次々と打ち寄せてきているのが分かると思います。
山の方はといいますと
何だかこれから濃霧になりそうな……。
ということで、早めに移動しましょう。
いくつか分岐点はありましたが、道なりに進んでいくと
突然、砂利道になりました。
ストリートビューで良い画像がありました。
一瞬、不安になりますが、特に通行止めといった事も書かれていなかったので、そのまま進んでいきます。
そして到着したのがこちらです。
賽の河原
『賽の河原』です。
この場所ですが、何だか独特の雰囲気がありました。
天候によるものかもしれませんが。
展望デッキがあったので行ってみます。
見ての通り、人の気配がまるでありません。
このお店も、本来は営業しているのでしょうが、今日はこのように完全に休業となっていました。
誰もいないし、天気も良くないので、ささっと次へ向かいましょう。
道の調査
奥尻島を一周してみたのですが、途中で奥尻方面と稲穂方面との分岐、球島山方面と稲穂方面との分岐がありました。
地図を見ると、どちらも同じ道に合流することになるようなので、時間も早い事ですから走ってみることにしました。
『北追岬公園』から『賽の河原』へ行くのは、砂利道を進むのが良いのか、という確認です。
案内通りに稲穂方面に進む
先ほど触れたとおり、途中から砂利道になります。
と同時に、画像からもわかる通り、道幅も広くありません。
今回は対向車が来なかったので、何も気にせず走行できましたが、対向車が来た場合は、待避所でやり過ごす必要があります。
林の中だからか、道も少し薄暗かったです。
今日の宿
そんな球島山ルートの出口からすぐのところにあるのがこちらです。
『旅の宿 大須田』さんです。
奥尻島にはいくつか宿がありましたが、料理やネット予約の都合などを考えた結果、選ばせていただきました。
実は数日前に「悪天候が予想されるので、行程の見直しを検討した方が良い」と、わざわざ連絡をしてくれたのです。
正直、航空券の払い戻しが可能な状況になったらキャンセルしようと思っていました。
ところが、悪天候による払い戻しの対象にすらならず、結果的にこうやってくることが出来ました。
話を聞いたところ、今日の宿泊客のうち、観光で訪れたのはうち一人との事。
他の方々はフェリーが欠航になったため、キャンセルになったそうです。
フェリーに比べて、飛行機は割高ですからね。
当日予約だと、片道だけで17,300円も掛かりますから。
フェリーは江差発着の2等自由席で2,470円、1等アイランドビューシートでも4,710円です。
個人的には船酔いしやすいタイプなので、フェリーよりも飛行機の方を選びますね。
飛行機の方が時間的にも早いですし。
部屋でくつろいでいると、北海道地方のニュースが流れてきました。
先ほど見ていた鍋釣岩の映像です。
奥に見える建物がフェリーターミナルだったはずです。
今日は特にやることがないので、夕飯前に入浴しましょう。
風呂は大浴場といったものではなく、いわゆる家庭用風呂なのですが、それがまた気持ちいいんですよ。
実家のような安心感というか。
ちなみに使用中は、鍵を掛けられますし、入口の札を裏返す事になっていますのでご安心を。
夕飯ですが
地の物を食べたいと思って、このプランにしたのですが、この豪華な食事。
網は
アワビの踊り焼きです。
鍋はウニ鍋
ウニもアワビも美味しかったですし、右側のから揚げもまた美味しかったです。
鍋も出汁が美味しくて、ごはんも残さず食べる事が出来ました。
とにかく美味しかったのですが、一番のおすすめはウニ鍋ですね。
出汁が優しい味わいで、素朴なんだけどウニの良さを最大限引き出してくれていて。
行儀悪いかもしれませんが、鍋の中に白米を投入したいくらいでした。
満腹になったところで、部屋に戻ります。
猛暑のニュースが飛び交う中、北海道北部には低温注意報が発令されていたのであった……。
翌日に続きます。