未定

未定。すべてが未定。

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







北海道・礼文島の旅 そのさん~礼文島からの帰還~

礼文島を去る

香深港フェリーターミナルへ戻ってきました。

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こちらには、フェリー航路の概要と

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礼文島の案内図がありました。
こうやって見ると、まだまだ巡れていない場所もありますし、何より各所ともじっくり見られていませんからね。
『北のカナリアパーク』をはじめ、知床地区には行く事が出来ませんでしたし。
4時間では、さすがに無理がありましたね。

ターミナル内へ入ります。

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このパネル、首から上だけソフト素材で立体的に作られているんですよ。
なぜ全部パネルにしなかったのか……。

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乗船口にも居ました。
『桃岩猫岩展望台』を出たのは、フェリー出航の35分前の事でしたが、フェリーターミナルまで思ったよりも早く到着出来たので、乗船締め切り時刻まで少し余裕があります。
ちょっとだけ表に出て、フェリーの様子をうかがいにいきます。

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帰りはフィルイーズ宗谷に乗船です。

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利尻富士との一枚。

さて、そろそろ時間のようです。

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こちらのメッセージに見送られながら出発です。
礼文島はまた機会があったら訪れたいですね。
利尻島とセットで毎年訪問してもいいかなって思うくらい。

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乗船して一枚。
この景色とも、もう少しでお別れです。

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出港時の写真を……と思って撮影したのですが、海の色が全然違いますよね。
比較してみます。
まずは稚内港を出た時の海の色です。

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次に航行中の海の色です。

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最後に香深港(礼文島)の海の色です。

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こうやって並べると、色の違いがはっきり分かりますね。
稚内港の海の色も決して悪くないのですが、残りの2枚に比べると……という感じですね。

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香深港フェリーターミナルを離れます。

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一般公開されている船を横目に、船は稚内港を目指します。
つか、テントのおっちゃんが暇そうにしてる。

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礼文島全体の様子を。

船はどんどんと礼文島から離れていきます。

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いつの間にか、利尻富士の山頂も見えるようになっていました。

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ついさっきまで、あの島の中を走っていたんですよね……。

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そして、ウミネコが見送りに来ました。

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ウミネコ「何か用か?」

礼文島がどんどんと離れて……

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フェリーだからなかなか遠くならないんですけどね。

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ウミネコはまだいます。
ウミネコが向いた方を見ると

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礼文島に向かうフェリーが見えました。
時刻的に稚内からのフェリーですね。

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礼文島へ向かうフェリーを後ろ目に、稚内港を目指していきます。

利尻島の風景

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礼文島がどんどんと遠く

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遠く

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フェリー乗船から1時間が経過しました。

さっきからコメントが少ない理由があります。
景色が変わらないので、何もすることが無いのです。

往路はこれからどんな景色が見られるか、というわくわく感があったのですが、帰りはそういったものがなく。
単に帰るだけの行程でしかないんですよね。

暇になった時に船内を散策してみました。
行きはボレアース宗谷、帰りはフィルイーズ宗谷ということで、どちらもカーペット席のみのフェリーでした。
もう1隻のフェリーには、2等も椅子席があるようです。
くつろげるという点では、今回乗船した2隻の方が良いですね。
このカーペット席を確保する為に、みんな並んで待っていたようです。
個人的には甲板席しか興味無かったので、全く影響はありませんでした。

行きは流れる景色をずーっと眺めていましたが、さすがに疲れもあったので、甲板にあるベンチに座ってる時間もありました。
風が心地良く、行きよりも揺れが少なかったので、全く酔う事はありませんでした。
というか、焼尻島の時が異常だったんだけど。


乗船から1時間半。

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ようやく稚内が見えてきました。

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ここまでくると、もう少しで下船です。
このくらいの航海だったら、まだまだ乗っていても大丈夫ですね。
飽きるけど。

そして、船は無事に稚内港フェリーターミナルに入港しました。



稚内での昼食

稚内到着後、まずは昼食をとることに。
フェリーターミナル内のレストランは日曜日は休業でした。
最初は移動するのも面倒だし、レストランという選択肢も考えたのですが、それは無理だったようですね。
仕方ないので、駅前の方に行って何かないか、探してみます。


稚内フェリーターミナルから稚内駅までは、徒歩で15分ほどで到達出来ます。
その間にあるのは、前日に利用したセイコーマートくらいで、飲食店はありませんでした。

稚内駅は鉄道の駅と道の駅を併設した場所で、飲食スペースもあります。
飲食スペースのメニューを眺めたのですが、個人的にあまり気が乗らなかったので回避しました。
コスパを考えたら……ね。


駅前ではお祭りをやっていたのですが、焼きそばやフランクフルトといった、メニューとしてはごくありふれたものなのでパス。
他に何か無いかと探していたところ、見つけました。

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線路内にいるシカです。
カメラをズームして撮影してみましょう。

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飼われている様子もないのですが、野生なのでしょうか。
それとも、除草の為に放たれたシカなのでしょうか。
たまに北海道の列車で「シカと衝突」というのがありますが、もし野生のシカだとしたら、こういったシカが事故に巻き込まれてしまうのでしょうね……。

少し歩いて行くと、何か建物の方を気にしている人が遠目で見えました。
何か植物か動物がいるのかな、と思いながら近づいてみたところ。

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シカ(オス)がいました。
最初は逃げ出すかな、と思ったのですが、この距離に居ても逃げる事はありません。
じっとこちらを見つめてきます。
あまり近づいて、相手を刺激するのも良くありませんので、このまま立ち去る事にします。
下手に刺激して、立派な角で攻撃されたら明らかに負けるし。


さて、昼食ですが

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セイコーマートのホットシェフ(かつ丼)です。

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これ見たら誰だって食べたくなるでしょう?

えっ、何か問題でも?


満腹になったところで、売店を軽くチェック。
特にめぼしいものがなかったので、空港連絡バスの時間まで、フェリーターミナル内で待機します。
空港連絡バスですが、飛行機の時刻に合わせて運行されるので、フェリーの時間と合わない


空港連絡バスは、フェリーの時間ではなく飛行機の時間に合わせて運行されてますので、フェリーの時間と合わない事が多々あります。
また、飛行機の到着が遅れた場合、空港連絡バスの出発も遅れますが、フェリーが遅れても接続待ちはしません
もし乗り遅れた場合や、接続が合わない時は、待機しているタクシーで移動する事になります。
今回は時間に余裕がありますし、空港連絡バスを待つことにしました。

ちなみに、フェリー到着後にすぐタクシーに乗り込めば、夏の間だけ運航されている羽田直行増便(15時30分発)に間に合いそうでした。
ただ、フェリーが定刻通りという保証はありませんし、乗り遅れた時の代償が大きいですからね。
焦って移動する事にはなるので、それなら余裕を持って移動した方がいいですからね。



稚内空港から羽田空港

連絡バスに乗り込んで40分ほどで、稚内空港に到着しました。
羽田直行便ではないので、乗客は思ったよりも少なめでした。
空港に到着後、少しだけ休憩したのちに搭乗口へ。

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今回は無事に飛びますように。

搭乗口通過は、一般搭乗のトップで。
待っててもやる事ないし。

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お約束の一枚を。
座席はというと

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プロペラの真横でした。
一応、外が見えるあたりを狙ったんだけど……。


座席数が少ないので、一般搭乗もさくっと終了。
これが大型機となると、なかなか終わらないんですよね。
飛行機は定刻通りに離陸しました。
順調に高度を上げて

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利尻島礼文島の横を

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天売島と焼尻島の横を

それぞれ通過していきました。
フェリーと違って、あっという間に見えなくなってしまいますね。

ドリンクサービスは、気流の関係からか、アップルジュースのみの提供でした。
ちょうどアップルジュースを飲みたかったので、いただくことにしました。


とりあえず、夕陽を狙おうかと思ったのですが、時間帯的に夕陽になる前に新千歳空港に着陸しました。
到着は2番搭乗口とのこと。
そして飛行機は、誘導路の途中で停止。
離陸機の通過待ちかな……と思ったところで機長の登場
地上にいるタイミング、通常と異なるタイミングで機長が登場する場合、機長は悪い知らせしか持ってこない
何があったのかと思いきや……。

使用予定の駐機場に、前の便がいるから5分くらい待つ。

ということでした。
良かった。大した事なくて。
てっきりタイヤがパンクして動けないとか、そういったレベルの問題かと……。

暇だったので、LED照明を。

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大型機よりも先進的な感じがするのは気のせいでしょうか。
あと、新千歳空港には、こんな機材もいました。

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調べてみたところ、『グローバル・ジェット・オーストリア』のビジネスジェットらしいです。


結局、5分くらい待ったあと、どういうわけか当初と違う駐機場に入りました
乗り継ぎには影響ないからいいんですけどね。


乗り継ぎ便は15分ほど遅れ。

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といっても、ここからはプレミアムクラスなので、ラウンジでゆっくりさせていただきました。
こういう時、ラウンジが使えると楽ですよね。
飲み物は自由ですし。
Wi-Fiも使えるし、コンセントもあるので、気兼ねなくスマホで暇つぶせますし。


プレミアムクラスとはいえ、窓側の座席ですし、何より乗客はかなり多かったので優先搭乗でさくっと。
座席について、一般搭乗が終わるのを待ちます。
結局、25分くらい遅れての出発となりました。


この日は東北地方に前線が伸びているので、その辺りを通過するタイミングで揺れるかな、という予想していました。
あまり影響が無ければ良いのですが……。


ベルト着用サインが消えて、機内食が出てきました。

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配膳が終わるタイミングくらいから、徐々に揺れが続くようになりまして。
飲み物がこぼれるのではないか、と心配になってしまったり。
汁物から先に消化して、後はゆっくりいただきました。

食事が終わる頃には、前線付近も通過したようで、揺れが落ち着いていました。
機内プログラムは特に興味のない内容だったので、寄席を一通り聞いていました。
うちの場合、機内プログラム、寄席、ラジオのいずれかで、機内の暇つぶしをしています。
あとは、Wi-Fiの使える機材だったので、飛行機の様子を伺いながら。

飛行機は結局、20分ほど遅れで羽田空港へと着陸しました。



総括

礼文島へ行く前は、そこまで重要視していませんでした。
正直な話、4時間もあれば充分巡れると思っていました。
というか、レンタカー店の人も「4時間あれば充分巡れる」って言ってたし。

天候にも恵まれたというのもありますが、礼文島には何度でも訪れたい景色がありました。
花とかは詳しくないし、ハイキングする体力もありませんが、もっと時間を掛けて、一つ一つの場所を巡りたいと思いました。
今回は時間が無かったのと、観光バスとの追いかけっこ状態だったので、ゆっくり見られなかったですし。
本当に全部をじっくり巡るには、レンタカーでも最低でも6時間は必要だと感じました。
礼文空港行かなかったり、道に迷わなきゃ良かったというのもあるけど。

時間の都合で巡れなかった、島の南側部分も行ってみたいですし、またいつの日か訪れたいと思います。
ただ、一番のネックは移動手段なんだよな……。
どう頑張っても、関東からだと到着が夕方になってしまうし。
その時点でレンタカー借りるという手もあるけど、島料金なので高くついてしまうという……。
稚内でレンタカー借りて行くよりは安いだろうけど。
やっぱり、利尻島と絡めて行くのが一番かな。