未定

未定。すべてが未定。

人生は未定。何も定まってない方が、自由に生きる事が出来る。

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20190921】北海道・根室の旅 そのいち~奥行臼~

概要

毎年恒例の根室さんま祭り』に参加してきました。
ただ、今回は台風17号が接近していたということで、通常の2泊3日の予定を短縮して、1泊2日で行ってきました。



根室中標津空港

早めに着いたので、ラウンジで一休みしてから搭乗口へ。

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移動中に最終の案内が入るくらい、搭乗は早かったようです。
定刻通りにドアが閉まり、流れるようにプッシュバック。
滑走路へ移動中

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ソラシドエアの機材と並走しました。
あちらはD滑走路からの離陸だったようです。


今回の航空券はマイルを使った特典航空券でしたが、アップグレードポイントが使えるようだったので、プレミアムクラスへアップグレードしました。
理由はこれ

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食事をしたかったから。
あと、普通席より幅広ですし、何より窓側が空いていたので。


食事を終えて一休みすると

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北の大地にやってきました。
この広大な平野を見ると、北海道に来た感じがしますよね。

窓の外を眺めていると

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何やら滑走路が。
こんなところに飛行場なんてあったっけ……と思って調べてみたら、陸上自衛隊の駐屯地があるようですね。」
別海駐屯地のようです。


無事、根室中標津空港に到着しました。

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「ふん尿の臭いがするけど理解してね」という事のようです。


早々に飛行機を降りたので、展望デッキへと向かいます。

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写真は11月くらいの時期でしょうか。
山間部は雪が積もり、平野部の落葉樹は葉を落としていますし。

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こちらは9月の様子です。
さすがにまだ、山間部も雪はありませんね。

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ボーディングブリッジの位置の関係上、乗ってきた機材はきちんと撮影できないんですよね。
一通り撮影したところで、レンタカー店へ。
出発時刻に間に合いそうなら、空港へ引き返すのもアリかな……と思っていたのですが、いつの間にか店舗が空港近くに移転したようで。
空港から車で数分のところだったので

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借りた後、すぐに空港へ引き返しました。
これなら余裕で間に合いますね。


展望デッキへ出て、羽田便の出発を待っていると、地元の方が話しかけてくれました。
開陽台にいたら、ちょうど飛行機の着陸する様子が見えたので、空港までやってきたとのこと。
色々と世間話をしていると

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プッシュバックが始まりました。

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やっぱり、ANAの方が塗装は良いですよね。
周りの景色に映えますし。

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プッシュバックが終わり、作業員に見送られて滑走路へと向かいます。
風向きが、写真右から左へと向かっていたので、飛行機は左側から加速して離陸しました。
この場合だと、離陸ポイントがだいぶずれてしまうんですよね。
逆向きだと、ちょうどこの位置で正面くらいの高度を通過するんですよ。


飛行機を見送ったところで、空港を離れます。



奥行臼へ

毎年訪れているこの場所に来ました。

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『奥行臼駅跡』です。

毎年来てますので、比較を兼ねて昨年撮影したものと

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ちなみに、一昨年撮影したものを。

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今年はちょっと、低い雲に邪魔された感じですね。

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別海町の指定文化財にもなっているこの場所ですが、中に入る事が

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あれ、鍵が開いてる。
昨年までは

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鍵が掛かってたのに。

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というか、昨年の写真をよく見たら平成30年度まで中止と書かれてますね。
今年は平成31年(令和元年)ですから、修理工事が終わったようですね。
ちなみに修理工事が行われてたのは、この建物ではなかったようで。だから工事してる様子が無かったんだ。

そんなわけで、今年はついに、駅内部へと立ち入ることが出来ました。

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駅員さんの詰め所です。
さすがにこちらは入る事が出来なかったです。

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運賃表です。
既に廃止された駅もありますね。
この当時は、札幌まで3,600円で行けたようです。

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薄汚れていますが、1989年3月の時刻表です。
方面の表記が「北海道から上野・大阪方面」という、かなりざっくりとした感じになっています。
こうやってみると、懐かしい列車名がたくさんありますね。

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昭和28年3月時点の国鉄路線図です。
北海道内も数多くの路線が走っていたんですね。

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ベンチに書かれた『一円』の価値は、この当時だとどのくらいだったんでしょうね。
この他、当時の写真なども多数展示されていました。

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こちらが駅窓口です。

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廃止されてずいぶん経過しているようですが、廃止されたのは民営化後だったようで。
JRのロゴが描かれていました。

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なぜか挟まっていた回数券。
見本だったのでしょうか。

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駅舎は古いのですが、『JR北海道』のロゴが何か真新しさを感じさせますね。

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こちらにもボロボロになった時刻表が掲出されていました。
こちらは北海道内の普通列車なども掲載されているものです。

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資料やパンフレットなども置いてありました。
表に出ますと

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奥行臼駅を紹介する看板がありました。
今年の9月ということは、工事が終わったのはつい最近のようですね。
昨年までは

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こんな感じでした。
開館日が10月末から11月3日まで延長されたようですね。


駅舎の裏側へ向かいます。
駅舎内からホームへの扉は鍵が掛かっていました。

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毎年恒例の倉庫です。
2018年の様子がこちら。

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2017年の様子がこちら。

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昨年とは大きく変わってないようですね。

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駅名標ですが

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ホームの様子と比較するとわかりますが、かなり曲がっていますよね。
こんなに曲がってたっけ……?

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2018年の様子と

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2017年の様子です。
うーん。これだけ見ると、そこまで変化してないような……。

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この線路が森の中へ消えていく感じが良いですよね。

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どんな時でも、線路はまっすぐ伸びています。
ここを走る車両は、もう存在しないけど。


駅舎内というか、駅員さんの詰め所には気になるものが

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1986年で止まっているカレンダーと

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1989年5月号の時刻表です。
廃止されたのは、1989年の4月末の事ですから、時刻表は廃止される直前まで使用されていたものです。
それは良いのですが、カレンダーは廃止の数年前のものですし、なぜこのまま置かれていたのでしょうか。
背景が何か関係しているのでしょうか。

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ここが共同風呂なのでしょうか。
こちらの様子は特に変わりないですね。


そして、この駅から少し離れたところにあったのが

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駅逓所です。
どうやら、工事を行っていたのはこちらのようです。
そして、この中には案内人の方が常駐していて、駅舎の鍵の開け閉めも行っているようです。
ここの施設が工事していた間、常駐する人が居なかったので、駅舎も閉鎖状態だったということです。

建物の外観はこちら

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手前と奥で、建物の色合いが違いますが、手前が1941年に建築されたもの、奥が1920年建築です。
奥の建築物は来年で100年になりますね。

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こちらの建物内部は、駅舎と同じように見学することが出来ます。

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この他にも旧村営軌道もあるようです。
ということに、この記事を書いてる時に気付いたり。来年は行ってみよっと。
いずれも5月1日から11月3日まで、10時から16時半まで、月曜日は休館ですが祝日の場合は開館するそうです。


閉館時間を迎えたところで、次の目的地へ向かいましょう。
長くなりましたので続きます。

北海道・根室の旅 そのに~第27回 根室さんま祭り~