【北海道20190901】北海道・函館の旅 そのさん~北海道最南端の地へ~
もくじ
北海道・函館の旅 そのいち~函館市内巡り~
北海道・函館の旅 そのに~松前漬けを求めて~
北海道・函館の旅 そのさん~北海道最南端の地へ~
北海道最南端の地へ
帰り道、のんびりと車を走らせていると、何やら展望スポットが。
往路では気付かなかったのですが、どうしようかと思いつつ、一度は通過しました。
でも、せっかく来たのだから……と思い、転回できる場所を見つけて急いで戻りました。
『白神岬』です。
ここは北海道最南端の場所になります。
北海道の地図がこちら
函館の辺りよりも南にあるのがわかりますよね。
ちなみに最北端の宗谷岬も、稚内より少し北にあるので最北端になっています。
引き返してまで見た景色がこちらになります。
引き返して本当に良かった!!
少しわかりにくいところにあるからか、あまり人も多くなかったので、ゆっくりと景色を堪能することが出来ました。
椅子等の休憩する設備は無いのですが、しばらく打ち寄せる波を眺めていたくなるような、素敵な場所でした。
ちなみにこの時も、風がかなり強くて、スマートフォンが風でさらわれそうになりました。
道の駅 しりうち
素敵な景色に癒されながら、函館市内へと戻ります。
多少時間もあったので、ここでもちょいと寄り道。
『道の駅 しりうち』です。
往路では見かけたのですが、進行方向右側だったのと、時間的に微妙だったのでスルーしてました。
ここには
『新幹線展望塔』なるものが設置されています。
北海道新幹線が開業して、貨物列車と新幹線が同一の線路を使用することになりました。
厳密には線路幅が違うから、全く同じというわけじゃないんだけど。
そこで、この付近で列車同士の行き違いや、追い越しが行われるようになりました。
その様子を眺められるように設置されたのが、この『新幹線展望塔』です。
格子状になっている部分に階段が見えますが、白くなっている下の部分まではエレベーターで行くことも可能です。
実際に上ってみましょう。
のどかな景色の中に、突如現れた人工物という感じですね。
新幹線や貨物列車と上手に絡めれば、良い感じの光景が撮影できそうです。
黒く覆われたものは信号機です。
雪の多い地域では、このように信号機にカバーが掛かっていて、雪が付着しないような傾斜もつけられています。
中央を北海道新幹線、両脇を貨物列車が通過していきます。
列車の行き違いを観たいという人は
こちらの通過時刻表で確認してみましょう。
新幹線だけでなく、貨物列車の時刻も掲載されています。
追い越しが観られるのは、8時台と23時台のみ。
行き違いは日中に数回ありますね。
エレベーター内には
このような貼り紙もありました。
サラキ岬
次の寄り道スポットはこちらです。
『サラキ岬』です。
通りかかったときは「何かの公園かな」と思っていたので、立ち寄ることも考えてなかったのですが、この時に前方に低速車がいまして。
のろのろ走るくらいなら、一度間隔を置いて走った方がストレスも無いかな、と思いまして。
ここは咸臨丸終焉の地とのこと。
この詩を読めば、咸臨丸の事が何となくわかると思います。
景観図には
沈没までの航路が描かれています。
こうやってみると穏やかな海に見えますね。
下北半島もはっきり見えますね。
道路から見えるのは、このモニュメントです。
紹介文によると、咸臨丸はオランダで建造された日本初の軍艦で、幕末の頃に太平洋を横断するという快挙を成し遂げたとのこと。
最期の航行は、函館から蝦夷地開拓移民を乗せ、小樽へ向けてのこと。
海流などの原因により失速して、この付近に座礁して沈没したということのようです。
モニュメントとはいえ、この船で太平洋を横断するなんて、今だったら「無謀だからやめとけ」と言われそうな……。
グルメ回転寿司 函太郎 宇賀浦本店
本日のお昼はこちらにしました。
『グルメ回転寿司 函太郎 宇賀浦本店』です。
とりあえず『本店』っていう名前のお店に行けばいいかな、という安直な考えです。
お昼を過ぎて居たのですが、席はほぼ埋まっている状態でした。
カウンター席が数席空いていたので、待ち時間無く座ることが出来ました。
奥尻産のヒラメ。
道内産のほっけ。
真いわし。
脂の乗りが半端ないですね。
北海道産和牛炙り。
柔らかくて美味しかったです。
松前漬け軍艦。
まぐろの切り落とし軍艦。
そしてこちらが、海宝こぼれ巻です。
『軍艦』ではなく『巻』です。
見た目ではわかりませんが、細巻きが下に敷いてある状態です。
細巻きと同じ高さの海鮮がたっぷり乗っています。
ちなみにこれで、税込み324円です。安い。
宇賀浦本店はロケーションも良いのです。
店のすぐ裏手に行くと
砂浜がありました。
大きな窓から海を眺めながら、新鮮でおいしいお寿司を頂くことが出来るのです。
ちなみに窓のすぐ近くは待合席が並んでいます。
そして、お店の位置から見える景色というのが
下北半島まで見える素晴らしいものでした。
お店と砂浜の位置関係は
このくらい近いのです。
ちょっとお寿司を食べすぎたな……という時は、この砂浜で遊んでから帰る、なんていうのも出来ますね。
函館空港へ戻る
待ち時間があることを想定して動いていたので、30分ほど時間が余りました。
ということで、レンタカー返却の前に
函館空港の全体像を。
昨日のイベント会場は、ここの部分ではなく、もう少し右側の区画になります。
レンタカー返却後は展望デッキへ。
事前情報だと、帰りの便は特別塗装機の『ベア・ドゥ北海道JET』だそうで。
せっかくなら全体像を狙いたいな、と思いまして。
昨日見たフォト窓前で待機。
ちょうどエバー航空の飛行機がプッシュバックされるところでした。
プッシュバックが終わり、滑走路へ向かう途中
これから利用する『ベア・ドゥ北海道JET』と顔合わせ。
目の前で交差して、移動を続けます。
『ベア・ドゥ北海道JET』の全体塗装です。
就航して数年が経ってますから、記録程度に残しておきます。
帰りの便の搭乗口案内から、入ってくるのは
目の前の駐機場です。
というか、ANA系列の羽田便はここ固定なのかも。
駐機をして、ボーディングブリッジが横付けされたころ
ところで、昨日の一連の飛行機の流れを見てて思ったのですが、基本的に函館山へ向かって飛び立つ運用なんでしょうかね。
前回の搭乗の時、函館山の横を通過した記憶がないので……。
もしかすると、昨日の着陸時は風向きの関係で、普段とは違う運用だったのかもしれません。
風向きでどちらになるか、というのはあるので、普段の運用というのは存在しないといえばそうですが……。
しばらく滑走路の動きも無いので、保安検査を通過して搭乗口へ行きましょう。