未定

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20190901】北海道・函館の旅 そのさん~北海道最南端の地へ~

もくじ

北海道・函館の旅 そのいち~函館市内巡り~
北海道・函館の旅 そのに~松前漬けを求めて~
北海道・函館の旅 そのさん~北海道最南端の地へ~



北海道最南端の地へ

帰り道、のんびりと車を走らせていると、何やら展望スポットが。
往路では気付かなかったのですが、どうしようかと思いつつ、一度は通過しました。

でも、せっかく来たのだから……と思い、転回できる場所を見つけて急いで戻りました。

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『白神岬』です。

ここは北海道最南端の場所になります。
北海道の地図がこちら

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函館の辺りよりも南にあるのがわかりますよね。
ちなみに最北端の宗谷岬も、稚内より少し北にあるので最北端になっています。

引き返してまで見た景色がこちらになります。

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引き返して本当に良かった!!

少しわかりにくいところにあるからか、あまり人も多くなかったので、ゆっくりと景色を堪能することが出来ました。
椅子等の休憩する設備は無いのですが、しばらく打ち寄せる波を眺めていたくなるような、素敵な場所でした。

ちなみにこの時も、風がかなり強くて、スマートフォンが風でさらわれそうになりました。



道の駅 しりうち

素敵な景色に癒されながら、函館市内へと戻ります。
多少時間もあったので、ここでもちょいと寄り道。

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『道の駅 しりうち』です。

往路では見かけたのですが、進行方向右側だったのと、時間的に微妙だったのでスルーしてました。
ここには

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『新幹線展望塔』なるものが設置されています。
北海道新幹線が開業して、貨物列車と新幹線が同一の線路を使用することになりました。
厳密には線路幅が違うから、全く同じというわけじゃないんだけど。

そこで、この付近で列車同士の行き違いや、追い越しが行われるようになりました。
その様子を眺められるように設置されたのが、この『新幹線展望塔』です。
格子状になっている部分に階段が見えますが、白くなっている下の部分まではエレベーターで行くことも可能です。

実際に上ってみましょう。

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のどかな景色の中に、突如現れた人工物という感じですね。
新幹線や貨物列車と上手に絡めれば、良い感じの光景が撮影できそうです。

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黒く覆われたものは信号機です。
雪の多い地域では、このように信号機にカバーが掛かっていて、雪が付着しないような傾斜もつけられています。
中央を北海道新幹線、両脇を貨物列車が通過していきます。

列車の行き違いを観たいという人は

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こちらの通過時刻表で確認してみましょう。
新幹線だけでなく、貨物列車の時刻も掲載されています。
追い越しが観られるのは、8時台と23時台のみ。
行き違いは日中に数回ありますね。

エレベーター内には

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このような貼り紙もありました。



サラキ岬

次の寄り道スポットはこちらです。

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『サラキ岬』です。

通りかかったときは「何かの公園かな」と思っていたので、立ち寄ることも考えてなかったのですが、この時に前方に低速車がいまして。
のろのろ走るくらいなら、一度間隔を置いて走った方がストレスも無いかな、と思いまして。

ここは咸臨丸終焉の地とのこと。

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この詩を読めば、咸臨丸の事が何となくわかると思います。

景観図には

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沈没までの航路が描かれています。

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こうやってみると穏やかな海に見えますね。
下北半島もはっきり見えますね。

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道路から見えるのは、このモニュメントです。
紹介文によると、咸臨丸はオランダで建造された日本初の軍艦で、幕末の頃に太平洋を横断するという快挙を成し遂げたとのこと。
最期の航行は、函館から蝦夷地開拓移民を乗せ、小樽へ向けてのこと。
海流などの原因により失速して、この付近に座礁して沈没したということのようです。
モニュメントとはいえ、この船で太平洋を横断するなんて、今だったら「無謀だからやめとけ」と言われそうな……。



グルメ回転寿司 函太郎 宇賀浦本店

本日のお昼はこちらにしました。

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『グルメ回転寿司 函太郎 宇賀浦本店』です。

とりあえず『本店』っていう名前のお店に行けばいいかな、という安直な考えです。
お昼を過ぎて居たのですが、席はほぼ埋まっている状態でした。
カウンター席が数席空いていたので、待ち時間無く座ることが出来ました。

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奥尻産のヒラメ。

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道内産のほっけ。

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真いわし。
脂の乗りが半端ないですね。

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北海道産和牛炙り。
柔らかくて美味しかったです。

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松前漬け軍艦。

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まぐろの切り落とし軍艦。

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そしてこちらが、海宝こぼれ巻です。
『軍艦』ではなく『巻』です。
見た目ではわかりませんが、細巻きが下に敷いてある状態です。
細巻きと同じ高さの海鮮がたっぷり乗っています。
ちなみにこれで、税込み324円です。安い。


宇賀浦本店はロケーションも良いのです。
店のすぐ裏手に行くと

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砂浜がありました。

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大きな窓から海を眺めながら、新鮮でおいしいお寿司を頂くことが出来るのです。
ちなみに窓のすぐ近くは待合席が並んでいます。

そして、お店の位置から見える景色というのが

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下北半島まで見える素晴らしいものでした。
お店と砂浜の位置関係は

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このくらい近いのです。
ちょっとお寿司を食べすぎたな……という時は、この砂浜で遊んでから帰る、なんていうのも出来ますね。



函館空港へ戻る

待ち時間があることを想定して動いていたので、30分ほど時間が余りました。
ということで、レンタカー返却の前に

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函館空港の全体像を。
昨日のイベント会場は、ここの部分ではなく、もう少し右側の区画になります。


レンタカー返却後は展望デッキへ。
事前情報だと、帰りの便は特別塗装機の『ベア・ドゥ北海道JET』だそうで。
せっかくなら全体像を狙いたいな、と思いまして。
昨日見たフォト窓前で待機。

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ちょうどエバー航空の飛行機がプッシュバックされるところでした。
プッシュバックが終わり、滑走路へ向かう途中

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これから利用する『ベア・ドゥ北海道JET』と顔合わせ。

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目の前で交差して、移動を続けます。

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『ベア・ドゥ北海道JET』の全体塗装です。
就航して数年が経ってますから、記録程度に残しておきます。

帰りの便の搭乗口案内から、入ってくるのは

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目の前の駐機場です。
というか、ANA系列の羽田便はここ固定なのかも。

駐機をして、ボーディングブリッジが横付けされたころ

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先ほどのエバー航空台北に向けて飛び立っていきました。

ところで、昨日の一連の飛行機の流れを見てて思ったのですが、基本的に函館山へ向かって飛び立つ運用なんでしょうかね。
前回の搭乗の時、函館山の横を通過した記憶がないので……。
もしかすると、昨日の着陸時は風向きの関係で、普段とは違う運用だったのかもしれません。
風向きでどちらになるか、というのはあるので、普段の運用というのは存在しないといえばそうですが……。


しばらく滑走路の動きも無いので、保安検査を通過して搭乗口へ行きましょう。



帰路へ

帰りの便は

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先ほどの『ベア・ドゥ北海道JET』ですので、共同運航便になります。
AIR DO便はステータス別の優先搭乗は無いので、事前改札の後は座席の位置による搭乗順になります。
今回は最前の席が確保できたので、搭乗は後半になります。

座席につくと

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新千歳空港へ向かうプロペラ機が駐機していました。
日が傾き始めていて、うっすらと夕陽色に染まっています。

飛行機はほぼ定刻通りに出発。
滑走路の関係で、ターミナルビルに差し掛かる前に離陸となります。

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ターミナルビルの前に差し掛かる頃には、かなりの高度になっています。

その後、飛行機は順調に航行を続け、無事に羽田空港へと戻ってきました。



総括

今回、偶発的に函館を訪問することになりましたが、両日とも天候の恵まれたので、気持ちよくめぐることが出来ました。
函館山での思わぬ出会いもあり、ふらっと立ち寄った場所からの景色に癒され、素敵な想い出になりました。
結果論ですが、宿を函館市内にしておけば、バーベキューにも参加できたのかな、とも思いますが、さすがに厚かましいかなとも思いますし。

函館と言いながら、函館山からの夜景や函館朝市、赤レンガ倉庫や五稜郭といった定番スポットに行ってないので、また機会があれば訪問したいですね。