【北海道20190831】北海道・函館の旅 そのいち~函館市内巡り~
概要
今回の目的地は、函館です。
函館は都会なので、何となく「行こうと思いえばいつでも行ける場所」という意識がありました。
北海道だと札幌や旭川と同じ感覚。
当初の目的地は奥尻島だったのですが、島の宿が確保できなかったために、今回は函館止まりとなりました。
函館空港へ
昼頃の便だったので、朝はのんびりと。
こちらの便で函館へと向かいます。
今回は、マイルを使った特典航空券での移動になります。
マイルを消費することで、往復で40,000円程度の航空券代を浮かすことが出来るのは大きいですね。
ほぼ定刻通りに出発となりましたが
滑走路が渋滞していたので、離陸までの時間が掛かりました。
そして、いざ離陸すると
隣の滑走路から同じタイミングで離陸した飛行機の姿が見えました。
飛行機は順調に飛行を続け
函館山が見えてきました。
位置としては、函館山の方へ直線状へ向かった先に空港があります。
函館山を迂回する形で
横を通過していきます。
函館駅や函館市街地を横目に、飛行機は高度を下げていきます。
そして、定刻より少し遅れての到着となりました。
こちらの通路は、ボーディングブリッジ利用時には通らないのですね。
函館空港内を散策
レンタカー料金の都合により、空港内で1時間ほどの待ち時間が発生しました。
当初はこの時間に食事をしようかと思ったのですが、時刻は既に14時になるところです。
この時間に食べるとなると、夕飯までの時間が短くなるので、機内で買っておいたパンを頂きました。
特にやることもないので、空港内を散策します。
函館空港の展望デッキです。
全面がアクリル板張りになっているのですが、一部分だけ切り抜かれています。
アクリル板は周りの景色が反射してしまうので、きれいに写真が撮影できないという難点もあります。
その時に利用するのがこちらです。
この切り抜きから撮影すると
反射を気にすることなく、きれいに撮影することが出来ます。
駐機中の機材は羽田から搭乗した便で、折り返し羽田へ向かう出発準備中です。
ところで、この日の函館空港は子供たちが多く来訪していました。
航空会社の制服着て記念撮影ができたり、何やら楽しそうな雰囲気です。
夏休み期間中だから、こういったサービスをやっているのかと思いきや
『函館エアポートフェスタ』が開催されていたようで。
子供たち向けのイベントなのですが、機体見学とか出入国体験とか、個人的にやってみたかった……。
空港ビル内の他に、屋外にも会場が設けられている(というか屋外がメイン会場らしい)ので、そちらへと向かってみましょう。
屋外の会場では
ステージイベントや、物販コーナーがありました。
その中の一つ
ジャガイモの試食がありました。
皮付きのジャガイモを洗って蒸して塩をまぶしただけですが、非常においしかったです。
立待岬へ
レンタカー店の空港カウンターへ行き、今回のレンタカーの引き渡しを受けます。
そして、最初に向かったのが
『立待岬』になります。
立待岬に行くには、両側にお墓が並ぶ道を通らないといけないのには、ちょっと驚いたけど。
本当に通って良いのかと迷ったけど、特に標識や看板も出てなかったので、そのまま通過しました。
ちなみにグーグルのストリートビューで、その様子が確認できます。
立待岬の由来です。
ここは函館山の一部となっていて、現在地は左端にあります。
この日は当初の天気だと、曇り空とのことでしたが
かなり日差しが強かったです。
遠くに雲が見えるくらいの快晴です。
海も見る限り、そこまで波が高くなさそうですが、風がものすごく強かったです。
スマートフォンを横向きにすると、風圧でスマートフォンが飛ばされてしまいそうな、そのくらいの強風でした。
函館の市街地や、函館空港の方を眺めます。
この場所へ公共の交通機関を利用して訪れる場合、函館市電の谷地頭駅が最寄り駅となります。
ここから歩くことになりますが、両側にお墓が並ぶ道を通るのは必須です。
正確には山道を通れば迂回する事は出来ますが、遠回りになりますので……。
函館山
次は函館駅の方へ行ってみようかと思ったのですが、せっかくの晴天ですし、マイカー規制が掛かる17時まで1時間以上あります。
そこで、せっかくならばという事で、函館山に行きました。
タイミング的に路線バスのすぐ後ろを走行する事になりましたが、山道をゆっくりと上がっていくこと15分ほど。
『函館山』に到着です。
函館山といえば、夜景が有名ですが
展望台にはベンチが用意されていて、ゆっくりと夜景を楽しむことが出来ます。
夜景の時間ではありませんが、記念に一枚。
先ほどはここを左から右へ、飛行機で通過しましたね。
展望デッキへは、ロープウェイ乗り場からの他
駐車場側から直接向かう事も出来ます。
こちらの広場には
日時計が設置されていました。
現在時刻は16時30分頃ですので、ぴたりと一致していますね。
そしてこの頃
市街地とは反対側では、明らかに何かが舞い降りていました。
しばらくすると、この光線は消えてしまいました。
函館山ゲストハウスさんへ
……というと、今回の宿泊先のように見えますが、実はこれには理由がありまして。
函館山からの下山中、道路を歩いてる人を見かけました。
減速しながら近づくと、向こうもこちらの存在に気付いたようで、端へと避けました。
と同時に、親指を立てて何か合図を送ってきます。
どうやら、ヒッチハイクをしたいようでした。
そのまま無視して走り去るのも何なので停車すると、目的地も聞いてないのに乗り込んでくる2人組。
向こうは手ぶら、こちらはリュック一つだったので、後部座席には何も乗っていませんでした。
どこまでかと思いきや、「山のふもとまでで良い」とのこと。
それだったら……ということで、下山と続けます。
車内では短い時間でしたが話をしたところ、どうやら近くのゲストハウスに滞在しているとのこと。
そういえば、さっき立待岬へ行くとき、ゲストハウスの看板が出てたな……。
1人が「サンダルで歩き疲れた」というようなことを言っていたらしいので、ゲストハウスの近くまで送り届けることにしました。
いや、1人は日本の方だったけど、1人は外国の方だったので……。
ゲストハウスの近くまで来て、折り返そうと思ったのですが、どう見てもきつい上り坂が待っていました。
神社の参道でしたが、車も通って良いということだったので、ここまで来たのも何かの縁ですし、ゲストハウスの前まで送り届けることにしました。
すると、偶然にもゲストハウスのオーナーの方と近くですれ違いまして。
ここまで送ってくれたお礼にと、お茶の一杯でも飲んで休んでいって下さいという事になりまして。
で、『函館山ゲストハウス』さんにお邪魔することになりました。
何をしてたかというと、紅茶飲んで『ブロック崩し』で遊んでた。
ちなみに、この日の夜はバーベキューをやるとのことで、お誘いいただいたのですが、送っただけなのにさすがに図々しいですからね。
それにこの日の宿は函館市内ではなく、北斗市になるので、夜遅くの移動も大変なので。
バーベキュー参加したら、めっちゃ酒を勧められそうだし。どうせ呑めないけど。
そんなわけで
猫の写真とともにお別れです。
短時間ですが、居心地は良かったです。
あと、猫かわいい。
ちなみに調べたら、ホテルまで40分だったらしい。
入船町前浜海水浴場へ
続いての目的地……というか、本来の函館山の次の目的地はこちらでした。
『入船町前浜海水浴場』です。
いや、確かに海水浴場というか岩場ですが。
シーズンになると監視員や更衣室なんかもできるそうですよ。
この場所は、立待岬とは函館山を挟んで反対側になります。
地図を見た限りだと、きれいな夕陽が拝めそうな気がしたので訪れてみました。
その結果
夕陽の方角は良いのですが、雲が多めですね……。
厚い雲の向こう側へと隠れてしまいました。
しかし、しばらく様子を見ていると
厚い雲と山との間がオレンジ色に染まっています。
もしかしたら、夕陽の力ならこの薄い膜を突破できるかもしれない。
そう思いながら待機していたところ
見事、雲の隙間から夕陽が顔をのぞかせました。
雲があっても、これだけの景色が拝めるのですから、天気が良ければもっと素晴らしい景色が拝めたことでしょう。
一瞬でしたが、山の向こう側へと沈みゆく夕陽を拝むことが出来ました。
いつもなら、この後の夕焼けも楽しむのですが、今回は車での移動となるため、早めに移動を開始しました。
あまり夜間の走行はしない方が良いですからね。
ラッキーピエロ 峠下総本店
本日の夕飯を買い求めに、こちらへやってきました。
『ラッキーピエロ 峠下総本店』です。
『ラッキーピエロ』といえば、函館のご当地グルメとして有名です。
総本店という名前につられてきたのですが、実のところオープンして10年も経ってない店舗だったようで。
ただ、函館市街地の店とは違い、かなり広々とした立地にあり、まるでアミューズメントスポットへ遊びに来たような感じでした。
店内飲食という方もいましたが、訪れた時間帯は持ち帰りの人が多かったですね。
注文から調理を始めるので、10分ほどの待ち時間ののち、商品を受け取ることが出来ました。
今回の注文は
定番の『チャイニーズチキン』と『トンカツ』にしてみました。
具の方ももちろん、パンズが特に美味しかったですね。
柔らかくてほんのり甘みもあって、パンズだけでも十分味わえる一品となっていました。
セコマのホットシェフは、見て見ぬ振りが出来なかったので……。
ちなみにこの日の宿は
ツインルームでした。
ツインは良いんだけど、テレビの位置がどうにも微妙で。
基本的に「寝ながらテレビを見る」という習慣が無いので、椅子があったらよかったのに。と思ったり。
この日はこれにて終了です。
2日目に続きます。