未定

未定。すべてが未定。

人生は未定。何も定まってない方が、自由に生きる事が出来る。

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【感想】モンキーチョップ×LEVELS『塚子 THE FINAL』

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塚子さんシリーズの一応最終章という位置付けです。
といっても、今回が初めて観るのですが……。


本筋の話の合間にショートコントが入っていくといった構成でした。
ショートコントは全部で8個。


・事故物件

正確な表現でいうと『告知事項ありの物件』にまつわる話。
事故物件に至る経緯については、何とも無理がある気がしたけど……。
あと、森さんの使い方はずるいなって思った。


・English teacher

英語教師に対するトラウマって言ってたけど、あまりにも変だったからトラウマになったのかな。
留学したらあんな感じになるのが嫌だ……という事かな。


・シシャの国から

妄想の世界という事もあってか、オチがきちんとしてて良かった。
何となく想像は出来たけど。


・日本語

コントというか駄洒落パーティーというか。
駄洒落って、きれいな表現をすると言葉遊びなんだよね。
発音の違いとかを使って、違う意味を持たせたり。


・万引きーズエンジェル

店員が言いくるめられすぎな気がしたけど、あの店員も万引き犯だったのかな。
他の人を目くらましに使って、自分はゆったりと犯行に及ぶ。
それとも、単に気の弱い店員だったのか。


・おそろ

同じ柄の服装って、気にする人もいるけど、あそこまで特徴的ってのも。
どこかで塚子さんの事が有名になっていたり……。


・アリバイなし

コントの中では一番面白かった。
ボケとツッコミがはっきりしてたし、オチも意外性あったし。
見た目で人を判断してはいけない、という教訓ですな。


・ガラスのお面

タイトルからしてアレだったけど。
この流れで持ってくるのは、ある意味反則な気が。
ところで、あの物販の収益金はどうするんだろう……?


一言ずつコメントを書いてみました。
個人的に面白かったかどうか、コメントの長さから察して下さい。


本編では会社員という設定でしたが、コントになるとそれぞれ色んな役に挑戦していました。
全員出てきたコントとしては、『シシャの国から』と『万引きーズエンジェル』という森谷さんの妄想……じゃなかった、カワイの妄想シリーズですね。
『シシャの国から』では、カワイ以外が全員ゾンビとして登場しましたし、『万引きーズエンジェル』ではそれぞれ個性的なキャラクターを演じていました。
その他のコントでも、本編とは違った印象の役柄を演じ分けていました。
瞬時に切り替えたわけではありませんが、一本の作品でいくつもの役柄を演じ分けるのって、結構難しい事なんですよね。
本筋のキャラクターと他のキャラクターの演じ方が混ざってはいけませんし。


推し目線で言うと、一番難しい演技は本編の登場シーンでしたね。
ミヤギは人と接するのが苦手なタイプだったので、挨拶なんかも小声になってしまいます。
ただ、実際に小声で話してしまうと、客席まで声が届かないので、小さいけど張りのある通るような声を出さないといけません。
劇場内に声を届かせるだけなら、単に声を大きく出せば良いのですが、今回はそういうわけにはいきません。
声の大きさは、部屋の大きさなどにも左右されますからね。
いくら稽古で演技や動きを練習出来たとしても、ちょうど良い声の大きさを見つけ出すのは難しい問題です。
今回は2列目だったので聞き取れましたが、後方座席の人は聞き取れたのか、気になるところです。
無理に調整しなくとも、付き人とかが通訳的に言うことでカバーは出来ますが。


尺としては90分とあまり長くなかったのもあって、すっきり観られたと思います。
空調に関しては設備の問題なので、その辺は致し方ないかな、と。
そんなところですかね。