【北海道20190720】北海道 焼尻島・天売島の旅 そのさん~増毛を経由して帰路へ~
天売島からの離脱
フェリーターミナルへ戻ってきました。
時間的には高速船にも間に合うのですが、キャンセル待ちの状態ですし、フェリーにも乗船したかったので。
あと運賃が安いし。
汽笛の音が聞こえたので、表に出てみます。
フェリーがゆったりと入港してきました。
近くでは
ウミネコが
右へ左へと移動してました。
フェリーと絡める気は無かったのですが、構図的に海鳥の背景にフェリーが来る形となりました。
ウミネコの完璧な立ち姿を狙ったみたいな感じになってるけど。
フェリーターミナルに横付けされました。
この後、人や車両の乗降が行われ
天売島を離れる時間がやってきました。
このフェリーが焼尻や羽幌へ向かう最終便です。
残った方々は島の住民や、天売に宿泊にする方々でしょうね。
ちなみに高速船はキャンセル待ちでしたが、フェリーの方はかなり余裕があったみたいです。
定刻通りに出航して、焼尻島へ向かいます。
天売島が遠くになっていきます。
おそらく天売島では、お祭りの第二部的な催しが始まったことでしょう。
フェリーは焼尻島へと入港します。
一部は焼尻島で下船していったので、焼尻島の方々が帰路についたのでしょうね。
焼尻島と天売島、小さい島ではありますが、見どころはたくさんありました。
光の具合が良かったので、夕焼けモードにしてみます。
この写真を撮影した時、島の部分がオレンジ色に染まっている事に気づいたのです。
オレンジに染まっているということは、この部分の雲が薄くなっているということ。
それなら、夕陽を見ることが出来るのではないかと思ったのです。
そんなことを考えつつ、フェリーでは合計90分の船旅を終えて
羽幌フェリーターミナルへと戻ってきました。
帰りにお世話になったフェリーに別れを告げて、本日の宿へと向かいます。
といっても連泊だし、フェリーターミナルから歩いても15分のところだけど。
夕陽を見に
宿で時間調整をして、夕陽が見えるか行ってみたところ
夕陽が見えました!
ちなみにここは、はぼろサンセットビーチという場所です。
遠くに焼尻島と天売島が見えますね。
雲の関係で、水平線の向こう側というわけにはいきませんでしたが、夕陽が沈んでいく様子を見ることが出来ました。
ちなみにこの日の夕飯は
相変わらずのセイコーマートのホットシェフですが何か。
ナポリタンはおいしそうだからつい買っちゃった。
最終日の移動
当初の予定より30分ほど早く移動開始。
まずは
前日も訪れた『はぼろサンセットビーチ』へ。
モニュメント等があったのですが、日没後だったので、改めて撮影しに来ました。
ビーチでは
昨日の夜からか、それとも今朝早く来たのか、すでにテントがいくつも設置されていました。
ここから最終目的地である新千歳空港を目指すのですが、羽幌を出てからしばらくは
このように海沿いの道を走行します。
この日はきれいな青空が広がっていて、海沿いの道を走るだけでも気持ち良かったです。
景色が良いと、運転も楽しめますね。
ちなみにここ、初日にも走行しているのですが、夜間だったのと時間に追われていたので……。
増毛町・国稀酒造へ
今回、新千歳空港発着にした最大の要因がこちらです。
『国稀酒造』さんに寄るためです。
国稀酒造は日本最北の酒造です。
せっかく近くまで立ち寄るのであれば、蔵元に行って限定のお酒を手に入れたいじゃないですか。
ということで立ち寄らせていただきました。
国稀酒造では、土日祝に限っては蔵の内部が見学できるようになっています。
特に説明はありませんでしたが、大きな樽には日本酒が眠っているのでしょうね……。
そして、国稀酒造の内部には
増毛の看板がありました。
もちろんこれは実際の駅名標を真似たものです。
ちなみに、つるつるのほうには
カツラがあったのは偶然でしょうか。
ヒグマの剥製です。
置いてある位置的に、冷蔵庫で冷やした酒をクマが呑んでるように見えます。
あと、クマだからってくまモンの手提げは安直すぎるのでは……。
そういえば、日本酒の擬人化なんていう話もありましたね。
表には
水汲み場がありました。
こちらの水は
このように、ペットボトルを持っていれば誰でも汲むことが出来ます。
到着した時には、地元の方が水汲みされていました。
ちなみにこの日、新商品のドレッシングが販売開始になったそうで。
午前中に訪れたのもあってか、袋詰めを行っているところでした。
旧増毛駅へ
ここまで来たら、すぐ近くの増毛駅跡にも行ってみましょう。
かつてはここまで、鉄道が来ていたのですが、残念ながら留萌~増毛間は廃線となってしまいました。
しかし、鉄道設備はこのように残されています。
駅名標も当時のままですね。
線路は残されていますが、信号は既に取り払われています。
あと、駅のホームにあった謎のもの
説明が書いてありますが、なんだか良くわかりませんね……。
それよりも
このツタがまとわりついた木の方が気になりました。
『木』だけに。
駅舎内に行くと
ヘッドマークが掲示されていました。
今から2年半前の事ですね。
駅の設備もひっそりと展示されていました。
駅舎は飲食などができるスペースに有効活用されています。
駅名札は当時のままでしょうか。
一通り駅を見たので、次の目的地へ移動します。
道の駅 石狩「あいろーど厚田」
海沿いを走っていると、きれいな道の駅に到着しました。
駐車場は広いのですが、天気も良いからか、かなり埋まっていました。
施設内には
地域ごとのポスターが貼られていました。
一つ一つが独立しているのですが、3枚合わせるとひとつの絵になるという仕掛けです。
展望室へと向かってみます。
すると
絶好の行楽日和ですね!
砂浜にはたくさんの家族連れの姿が見えますし、青い空と白い雲、青い海ですよ。
北海道にいるとは思えない光景ですね。
せっかくなので道路の反対側にも行ってみましょう。
石碑が読みにくいですが、『あいロード 夕日の丘』と書かれています。
この日は夕陽が特にきれいに見えたでしょうね……。
こちらの方が海を間近で感じられますが、景観としては展望台からの方が良さそうですね。
この場に何時間でも居たい気持ちもありますが、そうも言っていられないので、移動を続けます。
回転寿司 トリトン
今日のお昼はこちらです。
『回転寿司 トリトン』にやってきました。
北海道の回転寿司といえば、この『トリトン』の他に『なごやか亭』や『根室花まる』が有名ですね。
とはいうものの、『根室花まる』以外の店に行ったことが無かったので、行ってみることにしました。
昼時を少し過ぎた辺りでしたが、10組以上の待ち客がいました。
店内で待つ以外にも、駐車場に停めた自分の車の中で待つこともできます。
車内で待つ場合は、呼び出しベルを渡され、そのベルが鳴ったら店に戻るという流れです。
車内で待ってる理由も無いので、店内にて30分ほど待機してからカウンターの席へ。
まずは『道東さんま』から。
やっぱり道東のさんまは脂がのってておいしいですね。
続いて『松前数の子』を。
来月は函館に行く予定なので、本場の味を楽しめるかな……。
『帆立二段重ね』です。
肉厚で甘い帆立がずっしりと重くのしかかっています。
こちらは赤身などの切り落としですね。
その日によって内容が異なりますが、これで190円(税抜)はお得だと思いますよ。
このほか、地魚の3種盛りを頂きました。
時間もそれほどなかったですし、食べたいものは一通り食べられたので良かったです。
この後はレンタカーを返却して、帰路につきました。
総括
一年越しとなりました天売島と焼尻島の訪問。
すっきりとした青空というわけにはいきませんでしたが、穏やかな気候の中、散策することが出来ました。
離島は、島ならではの空気が漂っていますよね。
同じ時間を過ごしているはずなのに、どことなくのんびりとしている感じがして。
車や人の数も多くないので、周りに流されずに自分のペースで過ごす事が出来るのが、島の魅力でしょうね。
船に乗らなければならないのが欠点ですけど。
海が荒れれば欠航することも多いですし。
天売のウニまつりは楽しかったのですが、どうしても移動に時間が掛かってしまうので、毎年というのは難しいかもしれませんね。
寄り道とかしなければ、高速バス等を利用して訪問するのも良いかと。
稚内ルート、新千歳ルートと来たので、次は旭川ルートでも試してみましょうか。
でも、確実に山越えルートなんだよな……。