【鹿児島20190420】鹿児島の旅 そのいち~本土最南端・佐多岬~
概要
ちょっとした思い付きで、鹿児島へ行ってきました。
理由については後日……今年の秋頃にでも触れたいと思います。
この日は両日とも天候に恵まれ、快適に移動する事が出来ました。
鹿児島へ
航空運賃が安かったので、かなり早い時間の便で向かいました。
詳しくはこちらにまとめてあります。
到着後、レンタカーを借りるためにカウンターを探したのですが、レンタカー会社のカウンターが見当たりません。
空港内をうろついたところ、観光案内カウンターのところに「レンタカー利用の方はこちら」と書いてあったので、声を掛けてみました。
どうやら、鹿児島空港は案内所からレンタカー店に連絡を入れる方式のようです。
どこのレンタカー店でも、同じカウンターに行く感じのようですね。
手続きをさくっと済ませて、最初の目的地に向かいます。
予期せぬトラブル
高速道路を運転中、何か床に落ちる音がしました。
特に段差を踏んだわけでもないですし、ブレーキを掛けてないので、慣性の法則とやらで落ちたわけでもありません。
しかも、音がしたのは足元から。
何か落ちるようなものなんて……
靴底が落ちました
それも、つま先の部分を残してがっつり剥がれてるし。
これは緊急事態ですよ。
何せ、ペダルを踏みかえる時に引っ掛かるのですから。
ここから次のインターまでは慎重に運転しました。
幸いにも順調だったので、特にブレーキペダルを踏む事は無かったんですけどね。
そして、降りたインター近くにあったのが
『道の駅 野方あらさの』です。
こちら、道の駅としての売店は無いのですが、コンビニエンスストアが併設されています。
食事などの休憩も出来るイートインスペースもあるので、地の物は難しいかもしれませんが、ここで食事休憩をする事も可能です。
コンビニがある、ということで足を引きずりながら店内を徘徊。
靴底剥がれちゃってるし……。
そこで、瞬間接着剤と布テープを発見したので購入し、休憩スペースでちょいと作業。
靴底が安定したのを確認して、車へと戻りました。
ちなみに、ここで補強した後は剥がれることなく過ごせました。
南下を続けて
続いて訪れたのがこちら。
『道の駅 錦江にしきの里』です。
『錦江』って書いて「きんこう」って読むんだ……。
この道の駅の対岸には
何やら謎のオブジェが多数あります。
何かと思いきや
影絵の祭典ということで。
訪れたのが昼間だったので、影がほとんどありませんでしたが……。
この辺りはキャンプ場のようですね。
海に沈む夕陽を眺めながら夕飯の準備をして、日が沈んだらキャンプ……という感じでしょうか。
そろそろ昼食にしましょう。
道の駅でお弁当が売っていましたが、食べられるスペースが無かったので、適当に走らせて見つけた店に入りましょう。
ジョイフルに入りました。
ジョイフルは九州を中心に展開しているファミリーレストランです。
注文したのは
日替わりランチです。
ハンバーグは肉汁がたっぷりでジューシーでした。
揚げ物はコロッケなんですが、ひき肉とジャガイモのシンプルなもので、ハンバーグのこってりした味わいを優しく包みこんでくれる、素朴な味でした。
ちなみにこれで、495円というのですからかなりお得ですよね。
さらに車を進めます。
『道の駅 ねじめ』に到着しました。
ここからの景色は
目の前が砂浜で、遠くには開聞岳がうっすらと見えます。
ちなみに開聞岳も鹿児島県内です。
一通りお店を覗いて、いよいよ目的地に到着です。
本土最南端・佐多岬
途中、靴の修理をしたり食事をしたりしつつ、4時間ほど掛けて到着しました。
『本土最南端 佐多岬』です。
正確には、佐多岬はもう少し先なのですが、ここは
北緯31度線の広場です。
というか、ここも正確には31度線から微妙にずれてるし。
ここから離島などの位置関係です。
ただ
この日は霞んでいて、天気は良いのですがはっきりとは見えませんでした。
広場を出て、もう少しだけ車を進めます。
佐多岬の広場に到着しました。
この木は
くわ科の植物だそうです。
何だか独特な雰囲気がありますね。
全体像はこんな感じです。
遠くから見ると、不思議な力を持っていそうな、そんな印象を受けますね。
展望広場に向かいます。
記念撮影用のパネルですが、もうすぐ平成が終わるわけで……。
ここからの景色は
海はきれいだし、天気も良いので気分は最高ですね。
遠くに見えるのは佐多岬灯台です。
少し右の方に目を向けると
何か建物があります。
ここはもう一つの展望台なのですが、見ての通り、結構距離がありそうです。
実際
800メートルあります。
800メートルなら大したことないと思うかもしれませんが、往復するから、実質1.6kmになるのです。
しかも、アップダウンがありそうなので、体力に自信がある方や時間の余裕がある方は目指してみてはいかがでしょうか。
仮に行かなかったとしても、この位置から
これだけ素晴らしい景色が拝めます。
海の綺麗さがひときわ目立ちますね。
本土四極です。
この四極にある自治体が協力しているのもあって、ここの観光案内所に他の地域のパンフレットもありました。
鹿児島の地で、根室や稚内という文字を見るとは思いませんでした。
フェリー乗り場へ
佐多岬は高台にありましたが、道中も気になる景色がありました。
海岸なのですが、砂浜に足跡がほとんどありません。
立ち入り禁止というわけではないのですが、佐多岬で満足してしまうのでしょうか。
波打ち際の海の色が、凄く綺麗でした。
一応、駐車スペースもあるのですが、大体の車は素通りしていましたね。
こちら、某番組を連想するものとして、停車中に撮影したのですが……。
落石の復旧工事を行っている現場なのですが、電柱のすぐ後ろ側に落石が写っています。
石というより岩といって過言ではないくらいのものです。
帰り道も、道の駅ねじめで休憩。
道路を挟んだ反対側にも駐車場があって
汐見台というものがありました。
ただ、この階段を上る途中で
なぜか看板が捨てられていました。
使わなくなったものなのでしょうか。
それとも、災害で倒れてしまったものを、一時的に置いてあるのでしょうか。
でも、そうだったら業者が回収するだろうし……。
階段利用者向けとは思えないので、どういった経緯でここに放置されているのか、謎ですね……。
気を取り直して。
階段を上がると
鐘がありました。
この鐘を鳴らすと幸せになる……というものでしょうか。
さらに車を走らせて
根占港フェリー乗り場に到着です。
なぜ、この場所にきたかといいますと
鹿児島県の地図です。
佐多岬は先ほど訪れた場所です。
当初の予定では、ここから宿へ戻るつもりでした。
しかし
こちら、翌日に行く予定の場所です。
宿は鹿児島市内ですので、一度桜島を通り過ぎて宿へ向かう格好になります。
そして、翌日はまた南下すると。
仮に、当日中に道路だけのルートで向かうとなると
4時間掛かります。
しかもこれは、休憩をしないで向かった場合です。
そこで、南大隅町のところから出ている点線の出番です。
というか、単純に検索するとこのルートがヒットします。
ここからフェリーで対岸まで行ってしまうと、所要時間の短縮にもなりますし、移動距離も短くて済みます。
しかも
57kmの道のりのうち、13kmはフェリー区間なので、運転するのは実質44km。
フェリー乗船中は、仮に寝ていても何の問題もありません。
むしろ、寝ているだけで移動できてしまいます。
フェリー乗り場から目的地までは15分ほど。
根占港17時00分発の便に乗ると、対岸の山川港には17時50分頃に到着となります。
すぐに出発して、18時05分に目的地到着です。
日の入りまで時間ありますから、何とか間に合いそうです。
ということで、フェリーターミナルにきたわけです。
ちなみに、フェリーターミナル到着時に次の目的地をカーナビにセットしたら、「フェリー乗り場に到着しました。案内を中断します」というアナウンスが。
ナビもフェリールートを示していましたので、このルートが一般的なようですね。
フェリーの話は長くなったので、次にまとめますね。