【北海道20190210】北海道・網走の旅 ~鉄道から眺める流氷~
概要
今回は元々、『あばしりオホーツク流氷まつり』に参加するつもりで旅程を組みました。
その後、モニターツアーが開催されるという事で、そちらに参加する事にしました。
ここでは、モニターツアー以外の前後部分を書こうと思います。
女満別空港へ
前日は雪の影響で、運航ダイヤが大幅に乱れていましたが、この日は穏やかな陽気でしたので何の問題も無く。
手荷物を預けてラウンジに行ったところ、出発ラッシュが終わった時間帯だからか、かなり空いていて快適でした。
といっても、特に何をするでもなく、Wi-Fi環境でネット眺めてただけですが。
時間になったので、飛行機へ搭乗。
連休中という事もあって、飛行機は満席での離陸となりました。
上空は寒気が強いものの、気流の影響はあまり受けずに到着しました。
機内の詳しい話はこちらへ。
オホーツクゆかりモニターツアー
こちらにまとめてありますので割愛します。
知床斜里駅へ
ツアー終了後は、飛行機までの時間を利用して、知床斜里駅まで向かう事にします。
北見駅から網走駅に向かう列車は
この2両編成でした。
前の車両は綺麗にラッピングされた車両です。
この車両は
花咲線のラッピング車となっていました。
花咲線は、釧路から根室に向かう路線の通称です。
花咲線は、北見も網走も何の関係も無い路線です。
つか、何で北見まで来ちゃったんだ?
もう1両は北海道ではお馴染みの塗装ですね。
個人的には、こちらの方が北海道らしくて好きなので、後方車両に乗車。
ボックス席が空いていたので、進行方向左側に着席しました。
列車は定刻通りに出発。
のどかな風景を眺めながら、のんびりと移動していきます。
西女満別駅に到着しました。
この駅は、女満別空港から一番近い駅になります。
徒歩で30分くらいの距離です。
仮にここまでのバスが運行されたとしても、乗り継ぎの列車の本数が少ないですからね。
乗降も見た限りだとありませんでした。
呼人駅に到着しました。
除雪は必要な場所だけ、ということで支柱が半分くらい雪に埋まっていました。
ここで、3分ほど行き違いの為に停車。
北見駅から1時間ほどの乗車で
網走駅に到着しました。
網走駅の到着ホームは2番線。
向かい側には
3両編成の列車が停車していました。
最後尾は通常塗装の車両でしたが
前の2両は流氷物語号の車両でした。
時間帯的に、最終便の運行を終えたところのようで
看板を外していました。
流氷物語号は2両での運行ですが、この後の運行は3両になるようで、構内では増結作業が行われていました。
反対側では、先ほど乗車した列車の準備が行われおり
先ほどの編成は後発の釧路行きになるようです。
時間帯的に、釧路から花咲線に入って厚岸まで往復する運用かな。
ドアが開き、次々に乗客が乗り込んでいきます。
乗客の大半が流氷物語号の車両に乗り込んで行くので、あえて増結された通常車に乗り込もうと思ったのですが、どうやら回送のために増結されただけのようで締め切られていました。
というか、幌までつけたのは何のため……?
流氷物語号の水色の方の車両に乗り込みます。
ロングシートがまだ空席だったので、そこを確保して車内を見渡します。
車内広告は、流氷に関するものがずらりと並んでいました。
そして、網棚の荷物を見て分かる通り、旅行客が多数乗り合わせていました。
列車は定刻に出発をして、釧路を目指していきます。
流氷が眺められる駅として有名な北浜駅近くに差し掛かると
知床連山が見えました。
これはこれで良い景色なのですが、この日は海岸まで流氷が来ていなかったようです。
北浜駅で降りる事も考えましたが、このまま乗車する事にしました。
ビューポイントを過ぎたので、このあたりで車内の様子を。
ヘッドカバーは、この車両専用のものでした。
そして、一番の特徴が
荷物用スペースが設けてあることです。
網棚のスペースには限りがありますので、大きなキャリーバッグなどは、ここに置くようになっていました。
壁には流氷のラッピングがしてあったり
座席のシートも、この車両専用のものになっていました。
知床斜里駅が近づいてくると、再び海沿いに出ました。
先ほどとは違い、こちらには少し流氷が近づいてきているようです。
進むにつれて、海面が流氷に覆われていき
このあたりでは、流氷の占める割合が多くなっていました。
こんな景色をしばらく堪能していると、知床斜里駅に到着しました。
ここで、半数くらいの乗客が下車。
この先に行く事も一瞬考えましたが、駅員のいる駅に居た方が、いざという時に情報を仕入れやすいので。
知床斜里駅で下車しました。
知床斜里駅は、知床半島のウトロ側の玄関口です。
そのため、観光用のポスターが多く見受けられました。
駅を出てすぐに土産店などがあればよかったのですが、セイコーマートしか目に入らなかったので、再び駅に戻りました。
女満別空港へ
折り返し列車を待っていると、「多客の為に5分遅れ」という情報が入ってきました。
5分程度の遅れであれば、この後の行程にも影響はありませんので、このまま駅で待ちます。
改札が始まる頃、夕暮れ時を迎えました。
駅舎も夕陽を浴びて輝いています。
窓に反射する夕陽も美しい。
そんな写真を撮影していたら、遅れていた網走行きが到着。
車内は混雑していたものの、こちらからも多くの乗客が下車したので、何とか席を確保する事に成功。
動き回ったからか、途中はうとうととしながら、網走駅に到着しました。
網走駅に着く頃には、すっかり暗くなっていました。
ここで、空港連絡バスを待っていても良かったのですが、料金は変わらないですし、途中のセコマで夕食を調達しつつ、網走バスターミナルまで歩きます。
網走バスターミナルまでくると、窓口で乗車券を購入できるので、下車時に両替をする手間もありませんし、高額紙幣での支払いも可能です。
もちろん、複数人の乗車券も一緒に購入できますので、グループ旅行なんかでも下車時に支払いがスムーズに行えます。
乗車券を片手にバスに乗り込みます。
座席は半数くらいが埋まった状態で、バスターミナルを離れました。
網走駅からの乗客が読めなかったので、続行便が後ろについていたようですが、網走駅を出た時点でも若干の空席があったので、このあたりで解散となりました。
高速道路を走行するわけではないので、いざとなったら補助席を利用する事も出来ますからね。
以前、呼人駅から乗車した際に、補助席になった事がありますし。
網走駅を出た時点で、バスは6分ほどの遅れでしたが、到着は予定時刻よりも10分ほど早く。
手荷物も余裕をもって預ける事が出来ました。
飛行機に乗り遅れないよう、ダイヤにはゆとりを持たせているのでしょうね。
出発案内です。
既に待合室に入る事が出来るので、早々に制限エリアに向かいます。
赤いサイロは、『もぐもぐタイム』で一躍有名になった銘菓です。
北見工業大学は、オホーツクゆかりさんのプロジェクトにも関わっている大学ですね。
帰路へ
飛行機は定刻通りに出発。
ベルト着用サインが消えた辺りで夕食にしました。
この日の夕食は
セイコーマートのホットシェフ(おにぎり)です。
撮影は出発準備の合間にしました。
網走駅からバスターミナルに向かう途中で購入しました。
どちらも大きくて、ずっしりとした重さがあります。
味はもちろん美味しかったです。
当初は羽田空港周辺の降雪の影響による遅れが発生する恐れがありましたが、昼過ぎの段階でその可能性は消滅したようで。
何事も無く到着しました。
まとめ
元々は流氷まつりの為に組んだ行程でしたが、結果的にモニターツアーに参加出来て良かったです。
というか、祭りの会場って道の駅じゃないのね。
色んな体験やお土産が貰えましたし、こういう機会じゃないと北見なんて行かないでしょうし。
とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。