未定

未定。すべてが未定。

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2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20181008】北海道・厚岸&夕張の旅 そのさん~夕張市石炭博物館~

目覚めの朝

この日は台風一過の晴れ模様

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と思いながら外を見たら、濃霧が立ち込めていました。
この霧も、しばらくすると

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きれいになくなりましたね。
絶好のお出かけ日和です。


ホテルから空港へと向かい、レンタカーを借ります。
返却が空港になるので、同じ場所で借りた方が乗り捨て料金掛かりませんからね。



夕張市

車に乗り込んで1時間ほど。

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道の駅『夕張メロード』に到着です

こちらは当初、寄り道する予定は無かったのですが、通りすがりに見かけたので立ち寄りました。
道の駅ということで、お土産品などもありましたが、ここはスーパーを兼ねているようですね。


少し休憩したのちに、最初の目的地へと向かいます。



夕張市石炭博物館

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『石炭博物館』です


中に入る前に

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表にも謎の展示がありました。

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説明書きです。
閉山するまで使用されていたものだそうです。


さて、中に入ります。

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中に入ると、炭塊が出迎えてくれました。
石炭の塊ですね。


この石炭博物館ですが、改修工事が終わり、今年から屋内展示の公開が再開されました。
どのようなものが展示されているかといいますと

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鉄道の時刻表や

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昔の時刻表の本

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夕張鉄道の各駅の紹介といったものや

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新夕張~夕張間の廃止に向けての紹介もありました。
他にも

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駅名標

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時刻表などの鉄道に関するものが多数展示されていました。
石炭博物館ということなので、炭鉱に関する展示だけだと思ったのですが、それに付随する鉄道の展示も多数ありました。
これは鉄道ファンの方も楽しめるのではないでしょうか。
時刻表眺めてるだけで、何時間でも楽しめちゃうし。


この他にも、もちろん炭鉱に関する展示があります。
ここまでは1階のスペースで、確かこの1階のスペースだけなら無料だったと思います。
この先、2階のスペースへと移動するのですが、ここからは入館料として大人1,080円掛かります。
そして、2階のスペースへ向かった後は、一方通行の順路になっています。
入館時に告げられますが、一度、2階へ足を踏み入れると、出口までの間にお手洗いはありませんので、その点は注意が必要です。


さて、2階へと上がります。

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何か凄いところに出た気がする。
このメッセージが一体何なのか、というのを見忘れたので、何とも言えないのですが……。

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こちらは至って普通の展示ですね。
空間を上手に使っているというか、落ち着くというか。

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最盛期の小中学校だそうです。
今では考えられない数の小中学校がありますね。
数だけで言えば、都心に近いベットタウンという感じでしょうか。

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ここにもありました、鉄道の遺品。
見るだけでも30分は必要ですね。

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こちらは炭鉱のトロッコです。

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ここに座って移動してたわけですが、天井が低く足元も広くありません。
かなり窮屈だったのではないでしょうか。


この先は、炭鉱現場の一日が写真と共に展示されています。

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まず出勤をして

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準備運動を

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この日の役割や流れを確認

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ここで一服しておかないと命に関わる事故につながりますからね。

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必要最小限の荷物だけ持って

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入坑

ということで、この先は

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地下坑道へと向かいます。
ケージに乗って、いざ1,000メートルの地下へ。

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この景色ともお別れです。
相当深くに潜りますからね。

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地下1,000メートルにやってきました!
ここでは、当時の作業の様子や道具が展示されています。

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昔は手作業でやっていたものも、徐々に機械を使うようになっていきました。

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緊急事態の時は防護服を着た人が助けに行きました。
手に持っているのは命綱だそうです。

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現場で使われていた標語です。

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電話などの通信機器の展示もあります。

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さらに奥へと進んで行きましょう。
地下1,000メートルにやってきたはずなのに、窓から外の景色が見えるのは、ただの幻覚です。

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マネキンの中で一番怖かったやつ。
このマネキンが動き出したら、恐怖でしかない……。
ちなみに、左側のは全身を映す鏡です。

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さらに地下へと潜っていきます。
炭鉱は奥深く続きます。

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模擬坑道の歴史が紹介されています。

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この中を皇族の方々が見学されたのですね……。
写真から何となくわかるかもしれませんが、かなり暗いです。

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さらに奥深くへと進み

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ここが最下層になります。
階段を降りて左手がこの景色です。

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一番奥まで行くと、坑内作業の様子が再現されています。
ここから石炭を削り取り

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ベルトコンベアに載せて

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ロッコに移し替えて

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地上へと運んでいきます。
明るくなっているのが出口です。
ここまで暗い道が続いてきたので、恐怖心はないのですが、地上の明かりを見るとほっとしますよね。
ちなみにこの坑道内、エレベーターを降りたあたりでは、携帯電話は圏外になっていました。

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長い階段を上り切ると地上に出ます。

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外から見た出口はこんな感じです。

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こちらは特別天然記念物に指定されているそうです。
これが石炭の元なんですね……。
中央付近に見える屋根は、先ほど通った地下坑道の一部です。


展示物はこの他にもたくさんあります。
所要時間は60分と書いてありましたが、展示物を流し見程度で移動して、そのくらいの時間が掛かりました。
展示物の説明をじっくり読むと、数時間は必要だと思います。
石炭博物館という名前ですが、それに付随した鉄道や、街の様子も紹介されています。
夕張の事を知るなら、この石炭博物館は外せませんね。




長くなったので、まだまだ続きます。