未定

未定。すべてが未定。

人生は未定。何も定まってない方が、自由に生きる事が出来る。

このブログも未定。どのようになるかも分からない。

SFC修行している記事:https://901-sfc.hatenablog.jp/

2018年7月以前の記事(アメブロ):https://ameblo.jp/kumai-3







【北海道20181006】北海道・厚岸&夕張の旅 そのいち~第56回あっけし牡蠣まつり~

概要

今回の目的地は、厚岸(あっけし)からの夕張です。
厚岸は道東に位置する地域で、釧路から東へ1時間ほど車を走らせたあたりにあります。
厚岸で有名なものといえば『牡蠣』です。
厚岸の牡蠣は、他の地域の牡蠣と違い、身がふっくら大きくて、一年を通して生食用としても提供できるのが特徴です。
牡蠣といえば広島産や三陸産なども有名ですが、厚岸の牡蠣は他の牡蠣と比べて、とにかく大きいのです。
そんな牡蠣の産地、厚岸では毎年『あっけし牡蠣まつり』が開催されています。
今回は、そのお祭りに参加しつつ、厚岸の牡蠣を堪能したいと思います。



たんちょう釧路空港

先ほども触れた通り、厚岸は釧路の近くですので、まずは釧路空港へと飛び立ちます。
荷物を片付ける手間を省くため、今回はキャリーケースではなく、旅行かばんを用意したので、手荷物は預ける事無く搭乗口へ。

f:id:kumai3:20181006112556j:plain

直前に、搭乗口がバス連絡へと変更になりました。
機材が小さいので、恐らくバス連絡になるだろうな……と思っていたので、ある意味予想通りです。


バスに揺られて機材の前へ。
最後の方のバスに乗り込んだので、機内に入るだけで時間が掛かります。
沖止めの場合、このように外で待機することになります。

f:id:kumai3:20181006113442j:plain

乗ってきたバスは、全員降ろしてそそくさと帰っていきます。

f:id:kumai3:20181006113449j:plain

その真横を大型機材の飛行機が通過していきます。

f:id:kumai3:20181006113626j:plain

さすが羽田空港といった感じで、ひっきりなしに飛行機が目の前を横切っていきます。

f:id:kumai3:20181006113659j:plain

このように撮影していますが、この時点でも階段手前まで列が伸びていました
決して、飛行機を撮りたいから粘っていたわけではありませんので、念のため申し上げておきます。


ようやく機材に乗り込みます。
うちが乗り込んだ後の客は、中型バスに乗せられていたので、そのバスを待ってからの出発となります。
そのバスの到着が遅くなった関係もあって、出発は15分ほど遅れました。
こういう時、バス連絡だと時間が掛かるんですよね……。


飛行機はC滑走路から離陸。
ほどなくして、ベルト着用サインが消えます。

f:id:kumai3:20181006123115j:plain

f:id:kumai3:20181006123123j:plain

f:id:kumai3:20181006123147j:plain

今回も例のごとくプレミアムクラスなので、食事が付きます。
時間もあるので、ゆっくりといただいて、釧路到着までくつろぎます。


釧路到着後、ボーディングブリッジにはこのような貼り出しがありました。

f:id:kumai3:20181006133226j:plain

f:id:kumai3:20181006133233j:plain

飛行機搭乗時、手荷物収納で通路を塞がないようにというお願いでした。
キャリーケースが座席下のスペースに入るとはとても思えないけど。


ところで、この絵なんですけど

f:id:kumai3:20181006133240j:plain

描かれている鶴、何か見覚えがあるんですよね……。
どこで見たんだろう……と思ったのですが

f:id:kumai3:20181006133311j:plain

これか。


ということで

f:id:kumai3:20181006133549j:plain

釧路に到着しました。

f:id:kumai3:20181006133701j:plain

f:id:kumai3:20181006133711j:plain

到着ロビーにはちょっとした展示物もありました。

f:id:kumai3:20181006133742j:plain

今回のお祭りのポスターです。
ということで、いつもの通りにレンタカーで向かいました。



あっけし牡蠣まつり

f:id:kumai3:20181006153358j:plain

車を走らせること80分ほど。
子野日公園に到着しました。
どんな感じのお祭りかといいますと

f:id:kumai3:20181006154625j:plain

こんな感じです。
中央の遠くに見える建物付近が駐車場です。
駐車場から左側の出店の間を通って、広場へと抜けるコースになっています。
出店では、新鮮な牡蠣の他、あさりなども用意されています。
それを右側の広場で、バーベキュー形式で食べるという流れです。


「バーベキューセットなんて持ってないよ」という方も大丈夫です。

f:id:kumai3:20181006153725j:plain

このように、バーベキューに必要なものは全てレンタルできます。
牡蠣はひとつ100円から200円程度ですので、仲間内でがっつり牡蠣を楽しむなら、レンタルした方が良いでしょう。
もちろん、バーベキュー以外でも、出店で焼いた牡蠣が用意されていますので、少量で良い方はそちらを利用しましょう。
夕食があったので、ここではあえて食べませんでしたけど。



厚岸漁協協同組合直売所へ

会場から今日の宿へ向かいます。
途中、漁協の直売所へ寄り道。

f:id:kumai3:20181006162427j:plain

ポストの上に何かいます。

f:id:kumai3:20181006162417j:plain

うみえもんというキャラクターのようです。
このキャラクター、色々こだわりがあるようで

f:id:kumai3:20181006162411j:plain

このようなパーツで構成されているようです。
建物内に入ります。

f:id:kumai3:20181006162605j:plain

顔出しパネルがありました。
これだと『あさり』要素が無くなるけどいいの?


この漁協の直売所では、このようなものがあります。

f:id:kumai3:20181006162652j:plain

f:id:kumai3:20181006162703j:plain

売店の水槽にいる牡蠣を購入して、その場でレンジで蒸しガキにして食べる事が出来るのです。
(水槽は顔出しパネルの後ろにあるものではなく、別の場所にあります)
牡蠣の料金は、大きさにもよりますが、1個150円程度とかなりお手頃価格です。
レンジは自由に使えるので、祭り期間外でも、手軽に牡蠣を楽しむ事が出来ます。


もう少しぶらぶらしましょう。



道の駅 厚岸グルメパーク

f:id:kumai3:20181006163551j:plain

恒例となりつつある道の駅です。
ここは高台になっているので、遠くまで見渡すことが出来ます。

f:id:kumai3:20181006163729j:plain

天気が良くないので、景色もいまいちですけど。

f:id:kumai3:20181006165816j:plain

移動中も気になったのですが、海上付近に雲のような霧が立ち込めていました。
ちなみに、4年前に撮影したのがこちら。

f:id:kumai3:20140920153702j:plain

この道の駅では、牡蠣祭りに合わせて、こんなイベントが行われていました。

f:id:kumai3:20181006165711j:plain

牡蠣の殻の枚数当てです。
さらっと「正解した方」と書いてありますが、正解する人なんているのでしょうか……?


日が暮れてきたので、宿へ向かいます。



今日の宿・ホテル五味

今回の宿はホテル五味にしました。
宿の写真はぶれていたのでありませんが、本当に駅前にあるんですよね。
歩いても1分掛かるかどうか、という距離にあります。


お楽しみの夕飯ですが

f:id:kumai3:20181006190924j:plain

新鮮な海の幸がたくさん揃っています。
旬のさんまは焼き魚と刺身の両方あります。
牡蠣料理が少ないように見えますが

f:id:kumai3:20181006190940j:plain

生牡蠣も用意されています。
奥の鍋では

f:id:kumai3:20181006191241j:plain

あさりが蒸されていました。

f:id:kumai3:20181006191251j:plain

恐らく花咲かにでしょうね。

f:id:kumai3:20181006191649j:plain

焼き牡蠣もありましたし

f:id:kumai3:20181006192019j:plain

牡蠣のベーコン巻きという創作料理

f:id:kumai3:20181006192132j:plain

牡蠣鍋もあります。
蓋してあったのは、牡蠣鍋でした。

f:id:kumai3:20181006193453j:plain

見てくださいよこの肉厚の牡蠣を。
これは焼き牡蠣です。火が通っているのにもかかわらずこのふっくら感。
口に含めば濃厚な汁が口いっぱいに広がります。
そして何より、最初の写真にあった牡蠣フライです。
あまりにクリーミーな牡蠣だったので、まるでクリームコロッケを食べているかのような感覚でした。
あ、ちなみにフライは牡蠣フライです。厚岸の牡蠣は、火を通してもふっくら感はそのままなんですよ。

f:id:kumai3:20181006195118j:plain

最後はデザートのシャーベットをいただきました。
これだけあれば、充分に牡蠣を堪能できます。
用意された牡蠣は、全部で15個だったと思います。
牡蠣が好きな人なら堪らないですよ。この牡蠣料理の数々は。


食後は少し散歩を。
さすがにちょっと食べすぎた感じもありましたので。
調べたら、ちょうど列車が到着する時刻だったようなので、駅まで行ってみました。

f:id:kumai3:20181006200152j:plain

ひっそりと佇む駅。
辺りは静けさに包まれています。
駅の案内も、電光掲示板もありません。駅員さんもこの時間は窓口にはいませんでした。
一人寂しく列車を待っている時でも、この遠くに光る明かりを見ると、どこか心がほっとする……。
線路を刻む音が、少しずつ大きくなっていく。
この列車に乗って、今日も家へと帰って行く……。


という感じでしょうか。
乗るために列車を待っていたわけではないのですが、このライトを見るとどことなく安心感があるんですよね。
時刻通りに、きちんと列車がやってくる。
それだけでも、安心感があります。
この列車は釧路から根室へ向けての最終列車です。
橋の上にいたので、中の様子は分かりませんでしたが、恐らくそんなに多くの乗客は居なかったでしょう。
駅前には、家族を迎えに集まってきた車たちが、列車が離れると同時に少しずつ街中へと消えていきます。
駅まで車で迎えに来る光景は、都心部でも見かけますが、都心部とはまた違った雰囲気があるんですよね。
都心部とは違い、バスは走っていませんし、駅前の人通りもありません。
駅前に居酒屋もありません。とても静かです。
その雰囲気が、どこか寂しくて、どこか温かくて、どこかほっとするような、そんな感じがします。




こうして、厚岸の夜は静かに更けていくのでした。